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Hubert Nuss / The Shimmering Colours of The Stained Glass

   ↑  2008/01/28 (月)  カテゴリー: piano
Hubert Nuss 『 The Shimmering Colours of The Stained Glass 』


1月17日に拙ブログでティル・ブレナーの 『 My Secret Love 』を取り上げましたが、そこでピアノを弾いていたのがこの Hubert Nuss (ヒューベルト・ヌッス)です。ジャズ批評 No.133 『 ピアノ・トリオ vol.3 』で diskunion の水野悠氏が紹介していたので、御記憶の方も多いのではないでしょうか。今日はそんな彼の97年のデビュー作『 The Shimmering Colours of The Stained Glass 』を聴いています。

彼を語る際、必ずと言っていいほどジョン・テイラーとオリヴィエ・メシアンの名前が登場します。彼の複雑な和声を駆使した高度な演奏能力。そこから生み出される静謐な世界観は、80年代にコローニュー音楽院でジョン・テイラーに師事し、そこでメシアンの楽理を習得することにより形成されました。

簡単にヌッスの経歴を紹介しますと、1964年にドイツ、バート・フリードリヒスハルに生まれた彼は、8歳でクラシック・ピアノを始め、16歳の時に教会オルガンとその即興演奏を学び、一方で地元のSBFビッグバンドにも参加しています。すぐに将来を有望される優れたミュージシャンに成長し、数多くの賞を獲得しました。その後、前述したようにコローニュ音楽学院に入学し、当時同院の教授であったジョン・テイラーに師事し、そこでメシアンの音楽に傾倒していきます。卒業後はヴァイマル、マンハイム、そしてベルリンなどで教鞭をとり、同時にソリスト、バンドリーダー、ピーター・ウェニガー、ティル・ブレナー、メル・ルイス、クラーク・テリー、トゥーツ・シールマンズ、ジョニー・グリフィン、チャーリー・マリアーノらのサイドメンとして活躍。1988年にはマンハイム市からジャズ賞を受賞し、また1991年にはカムガルン・ジャズ賞も受賞しています。

一聴して明らかにジャズのハーモニーとは異なる言語で語られていることがわかります。特に左手の和声は複雑です。何処となくリッチー・バイラークの初期のECM作品を彷彿させる部分もありますが、これがメシアンのハーモニー言語なのでしょうか(クラシックに無知な僕にはわっぱりわかりませんが)。正直なところ、はじめは全然イイと思いませんでしたが、ある日、他に聴くCDもなかったのでBGMで本作を流していたら、不思議と耳に馴染んできて、そのうちに彼の静謐な音世界の虜になってしました。何というか、知性や理性の音への溶け込ませ方がうまいのです。

現在までに本作を含め3作品を制作しているようです。ありきたりのピアノ・トリオに飽きたとき、たまにはこんなピアノも刺激的ですよ。
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