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--/--/-- | Comment (-) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |そのような変化の背景にはもちろんPCとの親和性の高いネットワーク・オーディオの開発やリーゾナブルで高品位な DMP の普及など、ハードウェア面での進化が大きいことは云うまでもない。個人的には2年ほど前からそれまでの車通勤から電車通勤となり、さらには仕事量も増え、ゆっくりと自宅のオーディオで音楽を楽しむ時間が作れなくなったことが少なからず影響している。さらには、おそらく歳のせいだろうと思うが、音楽を物質的に所有することに昔ほど拘泥しなくなった、というのも理由の一つだ。
どうアガいても音楽を楽しめるのはこの先30年はないだろう。墓場までCDは持って行けないし、僕が死んだあと、この膨大なCD ( 家族にとってはゴミ。世界にとっては地球温暖化の元凶 !! ) はどうせ二束三文でDisk Union に売り飛ばされてしまうだろうから、これ以上増やしてももったいない、と考えるようになってきたのだ。
そんなことを思いながら、今年一年、はたして何枚のCDを買ったのかと音楽買い物帳を調べてみたら、今年はCDが計138枚。内訳は新譜が80枚、再発盤および旧譜が21枚、中古盤が37枚、である。この数字はブログを始めてからの4年の間では最も少ない。それに対して、ダウンロードしたタイトルは45枚もあり、楽曲単体で購入したものは41曲もあった。
財団法人 日本レコード協会 ( RIA ) のウェブサイトを覗いてみると、音楽事業に関する各種統計がアップされている。その中の「有料音楽配信売上実績」を見てみると、統計を開始した2005年には、インターネット・ダウンロード回数が9,463回だったのが、年々その数を増していき、2008年には41,869回と、3年間で約4倍強まで増加している。本年は1月から9月までの統計値しかアップされていないが、すでに34,800回に達しており、このままいけば2008年を5,000回ほど上回る計算だ。
上に示したグラフは、過去10年間のオーディオレコード総生産実勢を表しているものだ。今やCDというパッケージ・メディアは絶滅の一途にあることが一目瞭然であろう。
兎に角、iPod で音楽を聴く時間が圧倒的に多いのだから、その周辺機器に投資をしていくほうが、コストパフォーマンスがイイに決まっているわけで、いまさら、高価なフロアスピーカーやアナログ機材に散財しても、それほどのメリットはないのだ、少なくとも僕には。
という訳で、最近、気になっていた製品がこれ、Onkyo の自信作、 ND-S1 というiPod 用のメディア・トランスポート。
この装置、パッと見はただのiPod 用のDock に見えるが、実はこれ、大変な優れ物であり、iPod内の楽曲をデジタルデータのまま取り出し、同軸や光デジタル端子に出力することができるのだ。iPod のヘッドフォン・ジャックにミニプラグを繋いで手持ちのミニコンで聴くのより、高音質で聴けるわけ。しかもこの装置、実売価格14,000円前後と、大変リーゾナブル。お金をかけるばかりがオーディオではない。これからはテクノロジーの恩恵を最大限に利用して、安く高品位な音を手に入れることも大切だ。
この ND-S1 の先発品としては昨年夏に発売されて話題になった「Wadia170 iTransport 」 がある。当時は画期的な製品として高い評価を得たようだが、なにしろ63,000円と、ちょいと値が張るため導入を躊躇していた。あのハイエンド・オーディオを手掛ける Wadia にしては安いのだろうが、日本のメーカーが作ったらずっと安く作れるだろうに、と思っていた。そんなところに Onkyo が驚くほど安く同レベルの製品を出したので、思わず飛びついたわけだ。
我が家は4LDK のマンションで、子供部屋以外の4部屋にオーディオが置いてある。デジタル入力を持ったAVアンプは寝室、和室、リビングの3部屋に設置してあるが、まずはこのND-S1 をリビングの AV システムに導入してみた。
テレビを見るためのシステムなので、安い装置で構成されている。 Audio Pro のスピーカーとDENON のAVR-770SD というデジタルアンプを使っているが、普段はほとんどこのシステムで音楽を聴くことはない。
本機は Wadia170 iTransport に比べて薄く軽い。530gという重量からもわかるように、殆ど躯体はプラスチックでできている。見た目では分からないがかなりチープな印象は否めない。特にDock部の開閉式の蓋は安っぽさこの上ない。その点、Wadia 機のほうが重量もあり、質感も高い。まあ、値段が値段なのでそのあたりは目をつぶるしかない。CDプレーヤーと違って回転系を持たないので、あまり重量は関係はないが。電源ケーブルも笑ってしまいそうなくらい安っぽく、他社製のケーブルに交換したくなるくらいだ。それから、Dockアダプタは付属していないので、自分で用意する必要があるので注意が必要だ。
接続は簡単で、DN-S1 の光デジタル音声出力端子とAVアンプの光デジタル音声入力端子を光ケーブルでつなぐだけ。AVアンプ側でデジタル入力機器の設定をするだけで、すぐに美しい音がスピーカーから流れてきた。このチープなシステムがこんなポテンシャルを持っていたのか、と驚いた。
Apple ロスレスで取り込んだクレア・マーチンの新譜 『 A Modern Art 』 を聴いたが、彼女の隅々まで澄みきった輪郭のくっきりした肉声が、ものの見事に再生されており、耳の良くないい僕にとってはこれで十分だと感じた。同時にCDでも再生してみたが、両者の違いは全く分からなかった。
こうなるとiTune には mp3ではなく、全てwav でリッピングしたくなってくなる。となると、当然、手持ちの iPod Touch ( 32G ) では容量が足りない。やっぱりここは iPod Classic ( 160G ) でも買うしかないな。ということで、今日、早速、 classic を買ってきてしまった。う〜ん、だんだか楽しくなってきたぞ。
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2009/12/23 | Comment (2) | Trackback (1) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |この前の記事 : Vincenzo Danise / Immaginando un trio, vol.1
お久しぶりです。とは言いつつ、毎日チェックで読ませていただいて
おりますが。
さて、トラックバックのように私もND-S1買っちゃいました。
このND-S1、かなりのものです。うちのエソテリックを凌駕。悲しい。
さて、使いこなしなんですが、
1.iPod側のイコライザーはフラットに。
これ、他のポジションだと量子化歪みが出ます。いわゆるアナログ
ディスクでプチパチ音的な音(雑音)が出る際は要注意。
2.光ケーブルを少しいいものに換えてみてください。別次元です。
凄く高いのは必要ないですが、付属は駄目ですね。ビックリ。
3.電源は私はエルサウンド製に変更。音の深みが違っちゃいました。
というわけで、iPod Touchで、「ながら聴き」が出来なくなりました。
いい意味で集中力が求められちゃいますね。音があまりにいいので。
というわけで、スピーカーといい、今回といい、なんか音の好みは
にているかも。
sugar さん、お久しぶりです。
このND-S1 を知ったのは、kakaku.com のiPod の口コミ欄だったのですが、ネットで調べもせずに衝動買いしてしまい、すぐに上の記事を書いたので、こんなにネット上で話題になっているとは思ってもいませんでした。
上の記事を書いた直後、ネット検索したら2ページ目ぐらいにsugarさんの記事がインデックスされていて、じっくり拝読させていただきました。
光ケーブルは4000~5000円ぐらいの普通のを刺しています。さすがにあの付属の光ケーブルは使えませんね(笑)。この連休中にもうちょっといいのを買って刺してみます。
エルサウンドの電源は、sugarさんのブログを見たときにいろいろ調べました。欲しいです。安いし。安いからあなり考えずに買っちゃいそうです。
ただ、ND-S1 が13000円なのに、電源にそれと同価格の12500円とは笑っちゃいますね。
まあ、そのあたりの倒錯した購買行為がすなわちマニアたる所以なのでしょうが(笑)。
また、新しい情報があったら教えてください。
よろしくお願いします。
では、よいお年を。
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