雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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2009年極私的愛聴盤_その壱_ヴォーカル編

   ↑  2009/12/28 (月)  カテゴリー: vocal

今年も残すところあと3日。今年を振り返ってみると、ジャズへの思いは変わらないものの、ジャズの聴き方が変わってきた一年だったように思います。先日、『 iPod 用 デジタルメディアトランスポート ONKYO ND-S1 』 のところでも書いたように、 今年はネット配信される音源を聴く機会が増えました。家でもほとんどCDプレーヤーの電源を入れることがなくなり、ONKYO ハードディスク・コンピューター HDC-2.0 から直接アンプ ( Laxman L-570 ) →スピーカー ( KEF 105/3S ) とつないで聴くことが多くなりました。これから先、ますますその傾向に拍車がかかることは間違いないでしょう。いずれ、地球上のすべての音源が配信されるようになり、CDは姿を消す日が来るのでしょうか?

さて、今年も一年を振り返りながら、印象に残った愛聴盤を棚から引っ張り出して、聴いてみましょう。
まずはヴォーカル編です。はじめがヴォーカルと云うのも変ですが、ヴォーカルは苦労せずにすぐに選盤できるので、とっかかりとしては楽です。ヴォーカルほど人の好みが分かれるジャンルはありません。巧い下手以前に、好きな歌声かどうかが判断の基準にどうしてもなっちゃいます。出だしの数秒で、これは駄目かイイかがおおよそ分かっちゃうのは、ヴォーカルぐらいでしょう。

そんなわけで、かなり偏った好みが反映されちゃいましたが、参考にしていただければ幸いです。

nicoleherzog2Nicole Herzog / Time Will Tell  ( amazon )
2008  TCB

スイスで活躍する歌手、ニコル・ハーゾッグ ( 1983~ ) 。この容姿にしてこの声、といった感じのキュートでチャーミングな歌声です。でも今やはりのフォークやカントリー寄りのボーカルではなく、しっかりジャズしてます。

ジャズしていると云えばバックのホーン・アンサンブルはめちゃくちゃかっこいいです。このアルバムの魅力の半分はホーン・アレンジにある、と云っても過言ではありません。







Melissa Pace TannerMelissa Pace Tanner / Calm & Carefree ( amazon )
2009 自主制作

レコード店で手に取ったとたん、男性特有の脊髄反射によって買物かごに入れてしまった衝動買いアルバム。でも、これがなかなかの作品で、好みに合致しました。ハスキーなベルベット・ボイスで耳元で囁かれているような近接マイクで撮られているのでしょう。非常に生々しい息遣いが聴こえてきます。全くの初見の歌手ですが、彼女のWeb Site によると、イスタンブールのアンカラ生まれで、米国育ち。もともとはユタ大学でミュージカルを学び、テレビの女優やコマーシャルの仕事をしいましたが、最近はユタのソルトレイクシティーに家族三人で住み、ジャズに専念しているらしいです。今作は自主制作盤の第二作目です。デビュー盤も欲しいな~。





sophie milmanSophie Milman / Take Love Easy  ( amazon )
2009 Koch

ベタな選盤で申し訳ないが、やっぱり彼女は巧いので取り上げます。ロシア生まれの歌手、ソフィー・ミルマンのサード。圧倒的な歌唱力に平伏すのみ。ハスキーな歌声も好み。ピアノ・トリオ+α のシンプルな編成に、これまたアレンジも至って普通。ソフィーの歌声の魅力を最大限に引き出す戦略でしょうか。売れるべくして売れた歌手と云えるでしょう。私など、冒頭曲 ≪ Beautiful Love ≫ の出だし3秒で秒殺されました。







rachael price the good hoursRachael Price / The Good Hours  ( amazon )
2008  Claire Vision Productions

レイチェル・プライスは、オーストラリア生まれのテネシー州ナッシュビル育ちの23歳。この女性もミルマンさんと同様、現代のジャズ・ヴォーカルの王道を行くような正統派です。決してシャウトするような歌い上げ方はしませんが、しっかりリスナーの心に染みいる説得力を持っています。声的にもミルマンに近いかも。そして、今作は彼女のサードで、地元ナッシュビルとボストンで録音されています。サポートするのは、ウォーレン・ウルフのピアノ・トリオ+α 。そう、いつもはヴィブラフォンを弾いているウルフがここではおもにピアノを弾いています。エディ・コスタをはじめ、ピアノを弾くヴィブラフォン奏者って珍しくないですが、それにしても歌伴が巧すぎです。ちょっと驚きの一枚です。Official Web Site はこちら



sofia finnila Sofia Finnila / Everything I Love ( amazon )
2009 ZOUNDS

今年、一番聴いたのがこのフィンランド出身の歌手ソフィア・フィンイラ ( 1970~ ) 。猫なで声のぶりっこ歌手でもなく、かといって、力強く歌い上げるわけでものなく、僕にとってはこのくらいが聴き易い。ちょっとハスキーがかるところも好み。高音域では、透明度を高めていくあたりもイイ感じ。
バックを務めるのは Five Corners Quintet のピアニスト、ミカエル・ヤコブセン ( Michael Jacobson ) やフィンランドを代表する名ドラマー、ユキス・ウオッチラ ( Jukkis Uotia ) と、サポート陣営も豪華。ストリングが入る曲もあり、とってもムーディーです。発売したのは須永辰緒氏が主宰するレベール、ZOUNDS 。





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Comment


こんばんわ。

こんばんわ。クリスさん。 
Rachael priceは僕も買いましたよ。初めて「You go to my head」を聴いたときはR&Bかと思いました。ゴージャスな歌声が気に入ってすぐに買いました。1stも買ったのですが、そちらはやけにあっさりした歌い方であまり聴いていません。TCBの人は知りませんでした。早速試聴してみますね。ジャケットも素敵ですよね。
今年は相変わらず店でかけるピアノトリオ中心に買ったのでボーカルは試聴してよほど気に入らないと買いませんでした。
しかしToni paciniがバックをつとめているCarolyn joyceは試聴せず買ってしまいました。「MORNING」も演っていてなかなかよかったですよ。僕がボーカルを聴きたくなるときはやはり疲れている時ですがクリスさんはどうですか?それではまた。

札幌少年 |  2009/12/29 (火) 22:39 [ 編集 ] No.965


Re: 2009年極私的愛聴盤_その壱_ヴォーカル編

札幌少年さん、おはようございます。

>1stも買ったのですが、そちらはやけにあっさりした歌い方であまり聴いていません。

そうでしたか。僕はファーストも買おうと思ってましたが、ちゃんと試聴してからの方がよさそうですね。今はいくらでもネット上で試聴できるので、便利ですし。

>今年は相変わらず店でかけるピアノトリオ中心に買ったのでボーカルは試聴してよほど気に入らないと買いませんでした。

僕もボーカルはできるだけ試聴できるものはしてから買ってます。以前はDisk Unionや石丸に行って、その場でジャケット買いするボーカル物が多かったのですが、あまりにもハズレが多いので、最近は、「ネットで試聴→HMV通販で購入」というパターンが多いです。値段的にも Disk Union よりHMVの方が300円~400円安いのがざらですから。

>Toni paciniがバックをつとめているCarolyn joyceは試聴せず買ってしまいました。「MORNING」も演っていてなかなかよかったですよ。

試聴できればと思って探したのですが、見つかりません。ほとんど国内では扱っている店がないですね。新宿DUとamazonぐらいかな。
toni pacini はいいですよね。聴きたいです。

>僕がボーカルを聴きたくなるときはやはり疲れている時ですがクリスさんはどうですか?それではまた。

僕は意外に普段からボーカル聴きますよ。やっぱりホッとしますよね。ジャズは癒しの音楽じゃないんだぞ~、って云うジャズファンも多いですが、まあ、そういう学究的なまじめなファンもいれば、僕のように軟弱なファンもいるわけで、それはそれでかまわないと思うんですけどね。

昔はそういう頭でっかちな議論、論争好き、オーセンティックな人々があまり好きじゃなかったけど、最近思うことはですね~、すでにちゃんとしたジャズは死にかかっていて、既に保存される必要がある音楽になってしまっているということです。

つまり、僕らのような単にくつろぐためにジャズを聴いているファンばかりが溢れてくると、本当のジャズは滅びてしまうのも時間の問題なわけで、やっぱり、うるさ型のコアなファンによるジャズ保護活動も必要なんじゃないかって思います。

もう、最近はジャズ売れてないもん。茶水のDUなんかも新譜コーナーを縮小しちゃってるし。

と、長くなっちゃいましたが、今日は30日。あとがないので大掃除+年賀状書きに精を出します。

では、よいお年を。

criss to 札幌少年さん |  2009/12/30 (水) 09:51 No.966


Re: 2009年極私的愛聴盤_その壱_ヴォーカル編

こんにちは。セレクトされた作品はどれも聴いてみたいと思いました。"やや"ハスキーで、はりあげるわけでもブリブリな感じでもないボーカルを聴かせてくれる作品が揃ってますね。

とっつぁん |  2009/12/30 (水) 10:36 No.967


Re: 2009年極私的愛聴盤_その壱_ヴォーカル編

とっつぁん、今晩わ。
とうとう今日は大みそかです。年賀状まだ書いてません~ん。
ブログの更新なんかしている場合じゃないですね。

とっつぁんもヴォーカル聴きますか? ジャズ・ファンでも意外にヴォーカルは聴かないという人いますよね。僕はかなり聴くほうだと思いますが、ノラ・ジョーンズ以降のフォーキーな歌手はちょっと苦手です。

ここで取り上げた歌手は完全に僕の趣味ですので、あまり参考にされないように。でもソフィア・ミルマンは大衆受けすると思いますが。

criss to とっつぁん |  2009/12/31 (木) 00:45 No.971

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