雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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Fahir Atakoglu / Faces & Places

   ↑  2010/01/13 (水)  カテゴリー: piano

FAHIR ATAKOGLU2 Fahir Atakoglu / Faces & Places  ( amazon )
2009  Ates Musik
星1つ星1つ星1つ 
Fahir Atakoglu (p)
Randy Brecker (tp)
Wayne Krantz (g)
Romero Lubambo (g)
Bob Mintzer (ts)
John Patitucci (b)
Horacio “El Negro” Hernandez (ds)




イスタンブール出身のキーボーディスト、ファーヒル・アタコール ( Fahir Atakoglu ) の通算10作品目となるフュージョン作品。日本では無名に近いアーティストだが、2003年の外務省が制定した 『 日本におけるトルコ年』 に関連したイベントの一環で、一回だけ来日したことがあるらいし。

90年代初頭から活動を開始し、94年にはデビュー作もリリースしていたようだが、すべてトルコ国内のインディーズからリリースされていたため、世界のリスナーの耳に届く機会がほとんどなかった。しかし、2008年リリースの前作 『 Istanbul in Blue 』 が彼にとっては初めての米盤リリースとなり、一部の珍しもの好きなジャズファンの目にとまり、徐々にその知名度をアップさせてきている。

ただ、これだけのメンバーを揃えたのだから凄いハード・フュージョンなんだろうと、期待して聴くと拍子抜けしてしまうだろう。イスタンブール生まれだけあって、中東のエキゾッチクな哀愁美漂う楽曲はそれなりに魅力的だが、いまひとつツメが甘いというか、洗練さに欠けるというか、少々もの足りなさを感じてしまう。

基本的にスパニッシュ、ブラジルリアン、そして十八番の中東風のサウンドを違和感なくミクスチャーしたサウンドはそれだけで魅力的だし、曲によってはニューヨーク・フュージョンそのものだったりして、けっこう変化に富んだ飽きない作品作りをしているだけに、もう少しどうにかならなかったものか、という失望の念を禁じえない。

ラテン系フュージョン・ピアニストと言えば、真っ先にミッシェル・カミロ ( Michel Camilo ) を思い浮かべて比較してしまうが、アタコール はカミロほどのテクニックはない( ように聴こえる。ほんとうは分からないけど )。

カミロに所縁のあるオラシオやアンソニー・ジャクソンなどのリズム隊を好んで起用するあたりはカミロと共通しているが、やはりカミロにはぜんぜん敵わないことは一聴すればすぐ分かってしまう。

ラテンって、そこそこ巧いくらいのレベルでは聴き手を魅了することは難しいんだな~と、つくづく思う。カミロぐらいの馬鹿テクがあって初めて、ラテンは熱く燃え上がるわけ。悲しいかなアコタールにはそこまでのテクニックがない。でも、作品としてはなかなか楽しめるので、このところよく聴いてはいるが。

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Re: Fahir Atakoglu / Faces & Places

こんにちは。
最近中近東/欧州ジャズ方面に興味をもち、先達の方の足跡を深い闇の灯明として大変参考にさせてもらっています。(調べものした時コチラのヒット率の高さに驚いています(笑))
それまで中南米方面の音楽に10年ほどはまっていました。

このアルバム入手可能になってたのですね。Fahir Atakoglu は2005年のオラシオ/アンソニーとのトリオ「If」のアルバムをお勧めします。Fahir Atakoglu を聴いて中近東方面に目が開きました。(お耳にあうかわかりませんが)iTMSでも試聴可能です。

カミロと言えばチューチョと3月に共演ですね。

アニキ |  2010/01/17 (日) 23:58 [ 編集 ] No.1043


Re: Fahir Atakoglu / Faces & Places

アニキさん、はじめまして。

>最近中近東/欧州ジャズ方面に興味をもち、先達の方の足跡を深い闇の灯明として大変参考にさせてもらっています。

僕は中近東には詳しくありませんが、欧州系はけっこう好きなので、自然とブログにアップする記事数も増えてきていて、検索でもピットすることが最近は増えているみたいです。

>Fahir Atakoglu は2005年のオラシオ/アンソニーとのトリオ「If」のアルバムをお勧めします。

「IF」は、MOONKS の「新定番500+500」に掲載されていたと思います。僕はまだ所有していません。この記事を書くにあたり、どこかのサイトで試聴しましたが、なかなかよかったです。ちょうどカミロのトリオ作品、なんだっけ、アンソニーとやったやつ、に似ているのかなって思って聴いたけど、あまり似ていなかったな~。

>カミロと言えばチューチョと3月に共演ですね。

興味はありますが、あんなりラテン好きな血の濃いファンが押し寄せて盛り上がると、中年の僕としてはひいいちゃうんですよね。もう少しジャズ寄りのカミロが僕は好きですね。

criss to アニキさん |  2010/01/18 (月) 08:31 No.1045


Re: Fahir Atakoglu / Faces & Places

Crissさん。お返事ありがとうございます。

>中近東本面
Avishai Cohen (b) 近辺からまだ手探りな状態というところです。

>欧州ジャズ方面
Ivan Paduart は以前から好きで聴いていました。何年前かな?ピアノトリオブームとか、イタリア系ジャズ方面が盛り上がりとか、深遠なるJazz の情勢は少しは小耳にしていました。久しぶり聴いてみると Jazz の世界も広がり、日本の方でもオリジナリティー豊かな若い方が出て来ていて楽しみです。

Francesco Nastro さんも Avishai 参加アルバムで購入した『SEA INSIDE』で初めて聴きました、良い感じですね。Jirotto さんはアルゼンチンジャズ系人脈と認識していましたが、イタリアで大活躍の方だったのですね。

>「IF」は、MOONKS の「新定番500+500」に掲載
「IF」は本で紹介されてるのですね。Criss さんが趣向の違ったもの聴いてみようと思った頃に、手にとってみてもいいかもしれません。

私も中年ですが、血は薄目のラテン好きと称しておきます(笑
色々参考にさせていただきます。

アニキ |  2010/01/18 (月) 23:31 [ 編集 ] No.1046


Re: Fahir Atakoglu / Faces & Places

>Francesco Nastro さんも Avishai 参加アルバムで購入した『SEA INSIDE』で初めて聴きました、良い感じですね。

僕はまだ持っていないんです。ジロットがあまり好きじゃないもんで。たぶん、色々聴けば、ジロットの良さもわかるのでしょうが、数枚ジロットのアルバムを聴いたかぎりでは、いまひとつしっくりこなかったもんで、以来、聴かなくなっちゃいました。

>「IF」は本で紹介されてるのですね。Criss さんが趣向の違ったもの聴いてみようと思った頃に、手にとってみてもいいかもしれません。

これは近いうちに手に入れようと思ってます。

>色々参考にさせていただきます。

こちらこそ、ラテン系のイイCDを教えてくださいね。今後ともよろしくお願いします。

criss to アニキさん |  2010/01/20 (水) 17:35 No.1049

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