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Joe Zawinul / Brown Street

   ↑  2007/09/15 (土)  カテゴリー: piano
Joe Zawinul  『 Brown Street 』
ジョー・ザヴィヌル氏が今月11日、ウイーンの病院で皮膚癌のため亡くなりました。享年75歳でした。86年にWeather Report を解散後も The Zawinul Syndicate 名義で精力的に活動し、今年もヨーロッパ・ツアーを挙行するなど、70歳を過ぎて益々元気な姿を見せていたザヴィヌルだけに、非常に残念な思いでいっぱいです。

とは言うものの、現在のオーストリア男性の平均寿命が日本とほぼ同じ77歳ということですから、そういう意味では天寿を全うしたと言って良いのかもしれません。むしろ亡くなる直前まで現役ミュージシャンとして第一線で活躍されていたわけですから、本当に幸せな人生であったと言ってよいでしょう。

ザヴィヌルは今年の夏も6週間に及ぶヨーロッパ・ツアーを挙行しています。しかし,そのツアー中,車椅子でステージにあがり,メンバー紹介の際も決して立ち上がることはなかったといいます。コンサートの最後の頃にはかなり疲れきった様子で,痩せ衰えていることがはっきり見てとれる程であったようです。そんなザヴィヌルは,7月のパリのジャズ・フェスティバル( Jazz a la Villette )で,自己のバンドを率いて同フェスに出演していたウェイン・ショーターをゲストに迎えて競演を果たしています。Weather Report解散後,ほとんど競演することが無かった二人が,どうしてこのフェスティバルで競演したのか。今思うとジョーのショーターに対するお別れの挨拶だったのかもしれませんね。

そんな彼に追悼の意を込めて,今晩は遺作となった『 Brown Street 』を大音量で聴いております。期せずして本作はこのところ拙ブログで集中的に取り上げているビッグバンド作品で,しかも前回取り上げたドイツの地方放送局専属のSWR( 南西ドイツ放送協会 )ビッグバンドと並び同国のエリート集団であるWDR( 西ドイツ放送局 )ビッグバンドとの競演盤です。


ザヴィヌルとWDR ビッグバンド。意表を突く組み合わせですが、事の始めは2001年のことでした。カリフォルニア州ロングビーチで開催された国際ジャズ教育協会( International Association of Jazz Educators )主催のカンファレンスで、ザヴィヌルが欧州ジャズ・フェスティバル協会( European Jazz Festivals Organizaiton : EJFO )から国際ジャズ賞を授与された際、授賞特別コンサートとしてWDR ビッグバンドとWeather Report 卒業生 (ピーター・アースキン、ビクター・ベイリー、アレックス・アクーニャ)が、往年のWR名曲をヴィンス・メンドゥーサによるアレンジで披露したことが発端でした。ちなみにこの時はザヴィヌルは演奏には参加せず、あのTribal Tech のスコット・キンゼイがキーボードで参加しています。

更に2002年には、Leverkusener Jazz Festival の中で、ザヴィヌルの古希(70歳)のお祝いとしても、WDR ビッグバンドとWeather Report 卒業生による同様のライブが披露されたことが伏線となり、2005年暮れについにザヴィヌルとWDR ビッグバンドの共演が実現されたのでした。

このWDR ビッグバンドとの共演は“ Joe Zawinul Projects ”と銘打って、2005年11月にスペインやドイツでのフェスティバルに参加していますが、本作はそれらに先立つ10月に一週間行われたライブ音源が使われています。ライブ会場となったのは、ザヴィヌルが2004年にウイーンに出店した“ Joe Zawinul’s Birdland ”です。

このビッグバンド作品の仕上がりに気を良くした彼は、2006年にはニューヨークに渡り、 Kristjan Jarvi’s Absolute Ensemble と共演したり、更には2007年に、National Orchestra of France とも共演したりと、かなり Large ensemble に傾倒していったようです。

Zawinul Online にヴィンス・メンドゥーサのインタビュー記事が掲載されていますが、その中に、
≪ Vince tells me he will be working with Joe and the Metropole Orchestra of the Netherlands in January 2008. It’s possible we may see a CD out of this project as well.

とあります。もう少し長生きしてくれたなら、僕らはもう一枚のビッグバンド作品を聴くことができたのに。本当に残念でしかたありません。






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