雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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James Weidman / Three Worlds

   ↑  2010/01/24 (日)  カテゴリー: piano

James Weidman_Three Worlds2 James Weidman  /  Three Worlds ( HMV )
2009  Inner Circle Muisc  INCM 009
星1つ星1つ星1つ

James Weidman (p, melodica , xaphoon), Marty Ehrlich(as, Bb-cl, bcl), Ray Anderson(tb), Jay Hoggard(vib), Brad Jones(b), Francisco Mela(ds)





ニューヨークを拠点に20年以上にもわたり活躍し続けるピアニスト、ジェームス・ウェイドマン ( James Weidman , Ohio , 1953~ ) の6年ぶりとな最新作が、グレッグ・オスビー主宰の新興レベール Inner Circle よりリリースされました。

80年代後半から90年代にかけて、 グレッグ・オスビーやスティーブ・コールマンらとM-BASE派と称した摩訶不思議なアヴァンギャルド集団の一員として活躍していた印象が強いウェイドマンですが、実はなかなか繊細で美しいピアノもイケるバーサタイルな腕前の持ち主なんです。

1996年に TBC からリリースされたデビュー作 『 People Music 』 などは実にピアニスティックで滋味深く、M-BASE派のカルト系ミュージシャンが作り上げた音楽とは俄かに信じられない秀作であり、個人的には今でも密かな愛聴盤です。

さて、満を持して登場したウェイドマンの最新作ですが、これが一筋縄ではいかないツワモノ達による演奏で、ちょっと今までとは趣を異にしています。

前作 『 All About Time 』 にも参加していたヴィブラフォン奏者、ジェイ・ホガード ( Jay Hoggard , Washington, D.C. , 1954~ ) が今作にも参加。それ以外では、アヴァンギャルド系のマルチリード奏者であるマーティ・エーリッヒ ( Marty Ehrlich , 1955~ ) や、スイングからフリーまでなんでもこなす異色のトロンボーン奏者、レイ・アンダーソン ( Ray Anderson , 1952~ ) らがフロント・ラインを形成しています。そしてベースもブラッド・ジョーンズ ( Brad Jones ) くれば、誰が考えてもヘンテコな作品に仕上がっていることは想像に難くないでしょう。特にマーティ・エーリッヒが発生させる磁場はいつも強力なことを考えると、聴く前から嫌な予感が脳裏をよぎります。

まあでも、彼の今までのサイドメンとしての活動や人脈から考えれば、今回のメンバーはすごく自然な流れなのですが、やっぱりリーダー作ぐらいはピアノトリオで作ってもらいたかった、というのが正直な感想ではあります。

本作は全11曲で、うち9曲がウェイドマンのオリジナル。彼はレコーディングをする数年前から上記のメンバーを想定し作曲したと言っています。トリオによる演奏。ジェイ・ホガードを加えたカルテットによる演奏。そしてマーティ・エーリッヒとレイ・アンダーソンを加えたセクステットによる演奏。盤題の 『 Three Worlds 』 とは、これらの3種のフォーマットを意味しているのでしょう。

案の定、アヴァンギャルドな楽曲が半分以上を占めます。もちろんM-BASEの頃に比べたら全然聴きやすいのですが、木に竹を接いだようなぎくしゃくしたメロディーの連結にはどうも馴染めません。 前作同様のジェイ・ホガードのヴィブラフォンが入った楽曲は美しく、実に聴きごたえがあります。ウェイドマンは曲によってメロディカを弾いたり、あるいはザフーン ( Xaphoon ) と呼ばれるハワイ産のリコーダーのような形をしたサックスを吹いたりしています。

今回ウェルドマンは作曲に才気を発揮したのは分かるのですが、裏方稼業が長かったせいか、自己のリーダー作にも関わらず少々露出度は低めだったようです。出来は悪くないのですが、個人的には幾分もの足りなさを感じる作品でした。





james weidman2 James Weidman / People Music ( amazon )
1996  TBC
星1つ星1つ星1つ星1つ

James Weidman ( p ), Belden Bullock ( b ), Marvin "Smitty" Smith ( ds )

発売当時は輸入盤ウォッチャーの間でけっこう人気があったのを記憶している。寺島氏か誰かの本でも紹介されていたような、されていないような。




James Weidman_All About Time

James Weidman / All About Time ( amazon )
2004  Contour
星1つ星1つ星1つ星半分
James Weidman ( p ), Jay Hoggard ( vib ), Charene Dawn ( vo ),Ed Howard ( b ), Marcus Baylor ( ds )

GRPサウンドで青春を過ごした僕らの世代には懐かしいジェイ・ホガードが参加した作品。こんなところでホガードに再会するなんて夢にも思わなかった。出来はなかなかよいです。ボーカルの入った曲もいいアクセントになっていて好感が持てます。

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