雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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ジャコ・パストリアスの命日を前に(5)

   ↑  2005/09/20 (火)  カテゴリー: 未分類

Jaco Pastrorius 『 Live in New York City Vol.1 : Punk Jazz 』
Jaco Pastrorius (b,key), Jerry Gonzalez (tp), Alex Foster (sax), Buctch Thomas (sax), Hiram Bullock (g), Delmar Brown (syn), Micheal Gerber (p), Kenwood Dennard (dr) Big World 1986年頃 ニューヨークのクラブにて。


ジャコは1984年7月,ギル・エバンス・オーケストラの一員として来日した時の演奏を最後に,日本ではその後の彼の音楽は聴くことができなくなりました。1983年5月にジャコ・パス・ビッグ・バンドで来日した際,新潟公演を観に行き衝撃を受けて以来,ジャコ・フリークとなった僕は,いつ新作が出るのかとやきもきしていました。でも,耳にする彼の情報といえば酒やドラッグでの荒れた生活や奇行のうわさばかりで,まともな話はありませんでした。そこに突然の訃報。1987年9月21日のことでした。僕の中ではマイルスやチェット・ベイカーの訃報の時より数倍ショックでしたが,なぜか僕の周りのジャズ仲間は無関心というか冷ややかでした。
結局,3枚のリーダー・アルバムしか残さず,逝ってしまったのです。あまりにも少なすぎました。幾ら好きとはいえ毎日<ザ・チキン>ばかり聴いていられません。しかしジャコの死後,次から次へと<未発表音源>が発売されたのでした。発売されるものは見つけ次第買いましたが,内容はひどいものでした。確かにジャコのベースは鳴っているのですが,ジャズとしての魅力のある音源は皆無でした。<未発表>になるにはそれなりの理由があるわけで,レコード会社が売れないと判断したものや,プライベート録音で音が悪いものなどですから,魅力的であろうはずがないのです。それでも1984年から1987年のジャコの空白の歴史を埋めてくれる音源であればと買い続けました。

ここで紹介する『 Live in New York City 』はニール・ヴァイスという人物が1984年から1987年の間に,ブルー・ノート,ボトム・ライン,セブンス・アベニュー・サウスなどのニューヨークのライブ・ハウスで,ソニーのウォークマンで隠し撮り(クラブのオーナーやミュージシャン達も承知の上で録音を許可されていたと本人は言っているが)した音源です。本作はシリーズ化されており現在まで第7巻まで発売されていますが,ヴァイスは全部で15巻分の音源を所有していると言っています。当然,正式な音源に比べたら音は粗悪ではありますが,ブートレグの中ではまあまあの音で,聴けないほどではありません。西新宿でしか買えないようなちゃんとした(?)ブートレグではなく,大手のCDショップでも買えるCDなので,間違って買ってしまわないよう注意してください。よほどのジャコ・フリークでない限り不満が残る内容です。音は粗悪と書きましたが,中には結構調子の良いジャコの演奏もあります。本作第1巻での<ドナ・リー>はめちゃくちゃ高速です。『ジャコ・パストリアスの肖像』での<ドナ・リー>はテーマが34秒であるのに対し,本作では26秒で駆け抜けます。速いから良いというわけではありませんが,<速度の快感>というものは音楽には必ずあると思います。

僕はブートレグというものをある程度は容認しています。大好きなミュージシャンの音源であれば,それが幾ら粗雑であろうと所有したいという心境は理解できます。そしてブートレグの発売元がちゃんとミュージシャンやその遺族に印税を払っていればなおさら問題ないと思っています。本作の売り上げの一部は,ジャコの4人の子供達の養育費として寄付されているそうです。

最近,店頭発売された『 Portrait of Jaco the early years 』も少々高額でしたが,これらの印税が少しでもジャコの遺族の力になれればという願いもあり購入しました。

わずか10年足らずの間にエレクトリック・ベースの歴史を塗り替え,彗星のように消え去っていたジャコ。今,『ジャコ・パストリアスの肖像』を聴きながら,これから10年先,20年先も彼の音楽を聴き続けていきたいと,命日の9月21日を前に,あらためて静思した1日でした。
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2005/09/20 | Comment (2) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment


ほんと早いです。

18年も経ってしまったんですね。
<ザ・チキン>を練習してたのがつい昨日のようとはちょっとオーバーですが,なんか10年ぐらいしか経っていないような感じがします。月日の経つのが最近早く感じられて,すごく恐くなることがあります。

<人生,自分が思っているほど長くは無い。>

ちょっと,こんなことを考えてしまいました。

クリス |  2005/09/21 (水) 22:36 [ 編集 ] No.1277


今日で

ちょうど18年目なのですね。
亡くなったのがつい先日のような気がするのですが、月日のたつのは早いものです。

narymusic |  2005/09/21 (水) 08:39 [ 編集 ] No.1278

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