雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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アレッサンドロ・ガラティ 『 Traction Avant 』。

   ↑  2005/10/07 (金)  カテゴリー: 未分類



昨日,イタリアのピアニスト,ステファノ・ボラーニを紹介し,イタリアにはエンリコ・ピエラヌンツィ(以前紹介)を頂点に,若手ではアントニオ・ファラオ(以前紹介)やステファノ・ボラーニなどが活躍し,一番面白いジャズが聴けるという話をしましたが,今日もそれに関連して話をしてみたいと思います。

イタリアには上記のピアニスト以外にも,ちょっと見渡しただけでも,ステファノ・バッタグリア,グイド・マヌサルディ,ルイジ・マルティナーレ(以前紹介),古い人ではマルコ・ディ・マルコ(昨日紹介)やレナート・セラーニなど,ホントたくさんいますね。

今日,紹介するのはちょうど10年前に手に入れて,それ以来幾度となく聴いてきた愛聴盤中の愛聴盤,アレッサンドロ・ガラティの『 Traction Avant 』です。久しぶりに今聴いていて,まずはもう10年も経ってしまったことに驚いています。10年なんて早いものです。本作はパレ・ダニエルソン(b),ピーター・アースキン(ds)とのトリオです。パレ・ダニエルソンはアンデルセンやペデルセンと共にベース界のスカンジナビアン・トライアングル(僕が勝手に命名してるだけですが)を成す名手で,ガルバレクやキースのヨーロピアン・カルテットにも参加してますね。そうそう,ペトの『 Pianism 』でも弾いてました。目立つラインやソロをとるタイプではないですが,静かに一つ一つの音をつなげていく繊細なプレイで,アレッサンドロ・ガラティの情感にぴったりマッチし,この上なく上品な欧州ジャズを作り上げています。アレッサンドロ・ガラティのピアノはありきたりな表現になってしまいますが,叙情性豊かなエバンス系で,時にキース風です。決して熱くならず,かといって内省的に籠るジャズでもなく,ひたすら静謐感を漂わせる気品のある音を奏でます。圧巻は3曲目の<Andre>で,この旋律は鳥肌物です。耳から離れません。ちょっと乱暴な言い方ですが,何かデビッド・ベノワやアーノルド・クロスあたりに通じる部分もあります。そしてこのトリオから発せられる色彩感,空気感は,イタリアン・テイストというよりは,北欧のそれを感じます。

最近,Blue Gleam label から『 All Alone 』というソロ・ピアノのアルバムが国内発売されてます。しかし,僕はまだ所有してません。ソロ・ピアノはちょっと買うのを躊躇してしまうんですよね。

ジャズ批評No.113 「続ピアノトリオ最前線」p59 に山本隆氏が紹介しています。興味のある方はそちらも読んでみてください。山本隆氏のように,午前1時過ぎにウイスキーでも飲みながらガラティを聴いて,自分の人生を見つめ直すものいいのではないでようか。

Alessandro Galati 『 Traction Avant 』1995 Via Veneto Jazz VVJ007
Alessandro Galati (p)
Palle Danielsson (b)
Peter Erskine (ds)



関連記事

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2005/10/07 | Comment (3) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment


ミントンハウス

私が高校時代から通っていて、かれこれ30年以上の付き合いになります。
70年代はほとんど毎日行きましたね。
私のジャズのお師匠さんです。
最近はもう私の方がアルバムをいっぱい買っているので年に数回しか行かなくなってしまいましたが、ほとんどお客さんが入っていないのにもかかわらず、マスターは本当によく頑張っていると思います。
彼がいなければ私の田舎ではジャズのライブなんか観ることが出来ないんですよ。
今回のTKYはギャラも高そうだし、なんとか成功して欲しいと思っております。

nary |  2005/10/08 (土) 20:30 [ 編集 ] No.1349


生ペトちゃん観ました。

97年のブルー・ノート東京での,ガット,アンソニとのトリオは観に行きましたよ。やっぱり誰かに抱きかかえられてステージに上がったと記憶してますが,それが誰だったか忘れました。ボディー・ガードさんだったのか,当時のガール・フレンドだったのか,思い出せません。

抱きかかえられている姿と,ひとたびピアノの前に座って出てくる音のギャップに,椅子から転げ落ちそうになったのを覚えています。

なんか,ぜんまい仕掛けのおもちゃのような感じがしました。

ミントンハウズ,よさげですね。よく行かれるんですか。日野賢二,小沼ようすけが来るみたいですね。

クリス |  2005/10/08 (土) 20:02 [ 編集 ] No.1350


生パレ昔観ました

しかもペトちゃんのトリオで。
ピアノの前までパレがペトちゃんを抱っこしてきた光景がいまだ目に焼き付いています。
私の地元ミントンハウス主催のライブでしたが、こんなトリオを地元で観れたなんて幸せです。
http://www14.plala.or.jp/kacco/minton/" target=_blank>http://www14.plala.or.jp/kacco/minton/

って、アレッサンドロ・ガラティのコメントになっていなくてすいません。

nary |  2005/10/08 (土) 10:48 [ 編集 ] No.1351

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