雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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リー・モーガン 『 Live At The Lighthouse 』。

   ↑  2005/10/12 (水)  カテゴリー: 未分類

            
 
昨日はL. モーガンの『 Live At The Lighthouse 』の謎,と大袈裟なタイトルつけたわりに,大した内容がなかったと反省しています。要するに,フレッシュ・サウンドの『 Live At The Lighthouse ‘70 』は,Lighthouseの演奏ではなく,Both/And での演奏だよ,という話をしたかったわけです。で,今日はもう謎が解決してしまったので,ブルー・ノートの本家本元の『 Live At The Lighthouse 』の内容についてお話ししようかと思いますだ。

ところで,既にLPで所有しているアルバムなのに,CDで未発表曲や別テイクが付いて<+1>とか<+3>で再発されると結構購入するかどうか迷いますよね。でも本作はLP2枚組では全4曲収録だったのに対して,CD3枚組は全13曲収録で,通して聴くとなると3時間かかる大作に仕上がっていたんです。<+9>だったんですね。だから初めLPで所有していたのですが,96年に3枚組で再発になったときは迷いなく購入しました。

こうもたくさん未発表曲が追加になるとアルバムとしての印象もかなり変化します。正直,LPで聴いていた時は名盤と言うほどの出来では無いと思いました。確かにL. モーガンのモーダルで気概のあるアドリブには感心しましたが。でもCDで聴いてみてこのアルバムの本当の凄さが伝わってきたんですね。まずは曲目に注目してみると,LPには入っていないL. モーガンの<スピードボール>,<サイドワンダー>,メイバーンの<アオン>,<アイ・リメンバー・ブリット >などの名曲が収められているんです。僕がLPを作るならこの4曲で2枚組みにしますね。LPには花になる楽曲がないんですよね。演奏も全編を通して新主流派のモーダルな奏法をしていてかなり驚きました。それまでのL. モーガンのイメージとはガラリと代わっています。こういうのを<ネオ・ハード・バップ>って呼ぶんですかね。『 The Sidewinder 』のヒットがネックになっていて,以降どうも方向性が見えず,もやもやしていたものが吹っ切れた感じです。L. モーガンが炸裂,モーピンが爆裂し,鬼気迫る名演が目白押しです。新主流派のモーダルな演奏といっても,ハバードのようなスクエアな演奏ではなく,あくまで昔のアウト・オブ・スクエアな雰囲気を残しつつ,フレーズはモーダルで,時にヤンチャな往年のメロディアスなフレーズをはさみ,しっかり自己主張していています。

そして,本作の最大の目玉は<サイドワインダー>でしょう。64年に『 The Sidewinder 』をヒットさせてからというもの,ライブをやるたびに<サイドワインダー>のリクエストがきたであろうことは容易に想像がつきます。当時L. モーガンは<サイドワインダー>のリクエストが来るたびに<あれは昔のもので,今の自分とは違うんだけどな~>とぼやきながらもファンのリクエストに答えていたといいます。でもそこはサービス精神旺盛なL. モーガンです。手抜きなしの真剣勝負で<サイドワインダー>を演奏しています。荒々しく,時に暴力的でさえあるL. モーガンの炸裂ソロは,聴き手の心拍数を否応なしに上げてくれるでしょう。こういう演奏を<超やばくねー>と言うんでしょうか。オリジナルの<サイドワインダー>とはグルーブ感が全然違うんです。出だしのメイバーンのリフといい,ジミー・メリットの16分音符で刻むおかずの入れ方など,実にいい。こういう8ビートはメイバーンやシダー・ウォルトンなんかがバッキングやるとほんとハマるな~,なんて思いながら,ところでオリジナルでのピアノは誰だっけと思ったら,なんとバリー・ハリスだったんですね。意外だな~。

ところで,『 Live At The Lighthouse 』以外で,<サイドワインダー>をライブ収録しているアルバムご存知ですか。そんなの無いでしょ。と思われるかもしれませんが,ちゃんとあります。『 We Remember You 』( Fresh Sound FSCD-1024 )に入ってます。テナーはビリー・ハーパー,ドラムがフレディー・ウエイツに変わっていて,ややスローテンポで,テーマも少しフェイクして演奏してます。残念なのはメイバーンのソロの途中でフェイド・アウトしてしまうことですね。メイバーンの名曲<アイ・リメンバー・ブリット>も演奏してます。結構,この曲好きで脱力系ポップスみたくて,ライブでは息抜きの一曲ですね。

            

というわけで,今日も内容希薄なブログになってしまいました。最後に私的L. モーガン・ベスト3を挙げておしまいにします。

No1 『 Cornbread 』( Blue Note 4222 ) 名曲<セオラ>が聴けるアルバム。
No2 『 The Sixth Sense 』( Blue Note 4335 ) 誰も褒めないから僕が褒めちゃう<サイケデリック>。
No3 『 Live At The Lighthouse 』 本作。<セオラ>を収めなかったのは失敗だぞ。

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2005/10/12 | Comment (2) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment


同感です。

CDPをお持ちでないと徹底してますね。

FSRのジャケットはひどすぎますよね。家庭用のスキャナとプリンタを使ったってもっと奇麗なジャケットつくれますよね。内容も珍盤だけど駄作が多く,10枚買って,当たりは1~2枚ぐらいだったかな。僕はほとんど処分してしまいました。

最近のFSRは新譜も作っているんですよね。

この「We Remember You」は72年の録音で,リーの最後のリーダー録音みたいです。ブートっぽい感じですが,音はそこそこ聴けます。今,病院にいるので,細かい資料が手元にないのですが,FSRから,リーのJM参加時代のブートが数枚出てますが,どれもかなり音質悪いです。近いうちにブログ内で紹介しようと思います。

Charismaは僕のベスト4ですかね。<スウィート・ハニー・ビー>は,ピアソンのも好きです。ピアソンのはジャケットが素敵で,ずーっとリピングに飾っています。
Charismaは僕はCDでしか持ってないんです。LPは現在かなり高価になってしまいました。最近,ビニルで再発になったの,DUで購入したのですが,盤そりが激しく返品になりました。どうもDUに入ったCharismaが全部盤そりしてたみたいです。残念。オリジナルが欲しい一枚です。

余談ですが,オリジナルで欲しいBNがもう一枚あります。ドナルド・バードの「ムスタング」なんですが,なかなか手に入りません。どうしても1.5万ぐらいしてしまうんです。せめて1万で欲しいんですが,そう考えているといつまでも手に入りませんね。

クリス |  2005/10/13 (木) 07:29 [ 編集 ] No.1373


勉強になります。

細かく解説していただきありがとうございます。勉強になります。ライトハウスのサイドワインダーますます聴きたくなりますね。といってもCD playerがうちにはない(涙)

さてFSR。CDは存じませんが、一時は幻と言われた盤を次々と再発する恐ろしい会社やなあなんて思っていたのですが、マスターを使わない再発が多いと聞きますがどうでしょう?ビニルに関して言うと、カバーはピンぼけ(まるで自分のデジカメで撮ったよう!)で紙が薄いし、盤はへなへなで何ともならん!でもって以後購入するのをやめてしまいました。

自分的モーガンのベスト3は以下のとおり!
1,charisma(hey chico, sweet honey beeが出色。pearsonのオリジナルより数段良い!メンバーも文句なし)
2.cornbread(クリスさんの言う通り!ceoraがすばらしい。ハンコックがいい!!)
3.Here\'s(あの細いスラックスとサイドゴアのブーツ。カバーに憧れます。)

67camper |  2005/10/12 (水) 23:54 [ 編集 ] No.1374

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