雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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Joey Calderazzo 『 Our Standards 』

   ↑  2005/11/29 (火)  カテゴリー: 未分類

巷では,歌の手帳別冊の「幻のCD 廃盤/レア盤 掘り起こしコレクション」が人気で,これに掲載されてCDは軒並み高額商品に格上げされているようです。先日もオークションを見ていたら,アラン・ブロートベントの『 Another Time 』が15500円の値をつけてました。ホントびっくり。以前は2000円台で中古コーナーに置いてあったのに。買っておけばよかったと後悔してます。

まあ,あまり僕もレア盤などといった如何わしいブツには興味がないのですが,それでもこの本を見ていると,数枚欲しくてしかたないレア盤が掲載されています。スティーブ・キューンの『 The Vanguard Date 』(Owl),テテ・モントリューの『 En La Trompetilla 』(SRP discos),マルコ・デ・マルコの『 Suite Parisienne 』(Fonit Cetra)などは,多少高額でも欲しいCDではあります。

最近はNORMAが,この本に掲載されているCDを十数枚,再発していますが,個人的にはあまり触手がのびない作品ばかりです。安ければ買ってもいいかなという作品もありますが,なにしろ2880円という,輸入盤にしてはかなり高い値段設定にも,ちょっと閉口してしまいます。再発とはいっても,どこかの倉庫に眠っていたデッドストック品みたいですし。そんな中,1枚だけ,以前から欲しかったアルバムがこのNORMAの再発品の中にあったんですね。それがジョーイ・カルデラッツォの『 Our Standards 』なんです。

カルデラッツォのReader Albumは現在までに6枚あり,全部所有していたのですが,本作だけ持ってませんでした。厳密には3人の共同名義なので,カルデラッツォのCo-reader albumということになるわけですが。さて,このアルバムですが,ベースがダニエルソン,ドラムがヤツック・コハンですから,メンバーからも想像がつくように,叙情性豊かなEuropean Piano Trio に仕上がっています。カルデラッツォは米国東海岸を代表する凄腕のメインストリーム系の若手(とはいっても40歳になるんですね)ですが,ハンコックやマッコイを彷彿させる,モード・ラインを多用するタイプです。ドラムのジェフ・ワッツやディジョネットに煽られながら,超音速で鍵盤を昇降するパッセージは,かなり刺激的で攻撃的です。

彼のReader作で見てみると,91年の『 In The Door 』(Blue Note)から92年『 To Know One 』(Blue Note),93年『 The Traveler 』(Blue Note)がNY メインストリーム系のストレート・アヘッド な演奏ですが,95年の『 Secrets 』では,ボブ・ベルデンのアレンジがちょっとカルデラッツォらしいスピード感のある奔放なプレイに合わず,欲求不満の残るアルバムでした。本作『 Our Standards 』(1996 Gowi)はそんな時期に録音されたアルバムで,『 Secrets 』同様,それまでのカルデラッツォのBlue Noteの諸作品から比べると異色作であったわけです。内容はというと,M1からFree Styleの曲で,面食らいますが,M2のダニエルソンの短いベース・ソロからM3の<Footprints>の流れはカッコイイし,なにしろダニエルソンの木の香り漂う,暖かい音色がすばらしい。M5の<There Is No Greater Love>,M7の<My Shinning Hour>,M9の<Stella By Starlight>などは,まさに欧州叙情派のスタイルなんです。ブラインド・ホールド・テストやったら,絶対当たらないじゃないかな。やはりイタリア人の熱い血がカルデラッツォには流れているということでしょうか。マイ・ベストは美しいメロディーの<My Shinning Hour>で,この1曲で“買い”です。このアルバムはカルデラッツォ・ファンにはウケが悪いかもしれませんが,そのかわり,ユーロ・ジャズ好きには結構ウケるかもしれません。

この作品を発表後,しばらくReader作はなく,2000年にブランフォード・マルサリスのプロデュースによる傑作『 Joey Calderazzo 』(columbia)をリリース。昨年にはピアノ・ソロ・アルバム『 Haiku 』(marsalis)を出したりと,更に幅広い活躍を行っているカルデラッツォです。
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Comment


修正

東京主張→東京出張 です。すいません。

Marty |  2006/05/27 (土) 00:22 [ 編集 ] No.1519


Terje Gewelt

クリスさん、こんばんは。
「Hope」は、私も東京主張の際、新宿UNIONで購入しました。「Duality」と「Interplay」は、近くの店で中古で購入です。
 「Duality」は彼らの3部作の中で、私が最初に買ったということで、思い入れが強いのかもしれません。彼らにとっても初めてのDUOで、作品の完成度としては多少荒いと感じられる方もおられるかもしれませんが、私自身は、新しい可能性を互いに引き出そうという相乗効果が良く出た作品と思います。「The Water Is Wide」「Hope」は3作目の「Hope」にも収録されているので、彼らの成長度合いも分かります。同じ曲でも、「Duality」のChristian Jacobの演奏の方が、多少荒削りですが、私の琴線に触れるかな。他にHorace Silver「Lonrly Woman」、John Coltrane「Cenral Park」も収録されています。

以下のURLに2作のレヴューがありますので、参考までにどうぞ。
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/6421/shelf-91/jazzlibrary-91.htm?" target=_blank>http://www.geocities.co.jp/Hollywood/6421/shelf-91/jazzlibrary-91.htm?

http://www.geocities.co.jp/Hollywood/6421/shelf-86/jazzlibrary-86.htm?" target=_blank>http://www.geocities.co.jp/Hollywood/6421/shelf-86/jazzlibrary-86.htm?
「Duality」も見つけ次第購入されることをお勧めします。3部作聞き比べも楽しいですよ!!と購買意欲を扇いでしまった(笑)

今日は、Luigi Trussardi「L\'amour dans L\'ame」を聴いています。これもHMVでは廃盤になってしまいましたね。
では、また。 

Marty |  2006/05/27 (土) 00:20 [ 編集 ] No.1520


terje Gewelt

martyさん,こんばんわ。
久しぶりに今日,更新しました。

ところで,以前にterje Geweltの3枚のうち,「Duality」がお薦めとおっしゃってましたよね。

僕は以前に新品で「Hope」を買い,なかなかイイと思ってましたが,先日,「Interplay」を中古で見つけて買ってみたのですが,これが最高!! めちゃくちゃ気に入りました。寝る前の子守唄代わりに最近毎日聴いています。

そんなこともあり,「Duality」にめぐり合うのが楽しみでもあり,少々不安です。ほんとに「Interpaly」よりイイのか?なんて,まあ大したことではありませんが。

では,また。

クリス |  2006/05/26 (金) 22:15 [ 編集 ] No.1521


blue moon

クリスさん、こんばんは。
久しぶりの更新、待ってました!!
Mac Chrupcalaですが、「In Newport」でも「Blue Moon」でも、結構楽しめる内容と思います。ミディアムからスローまで、ここまで演奏できるトリオはなかなかいないと思います。

Tony Paciniは、Vento AzulさんのWebに新作発表と書かれていましたね。以下でも試聴できるようです。
http://cdbaby.com/cd/pacini2" target=_blank>http://cdbaby.com/cd/pacini2

jazz underground Live at Smallsは、好みが分かれる作品かもしれませんね。Jason Lindnerは私好みのピアニストですが、この時期ちょっと荒削りな感じは歪めないですね。

Marty |  2006/05/21 (日) 22:34 [ 編集 ] No.1522


Martyさん,こんばんわ。

>Mac Chrupcalaの「Blue Moon」とToni Pancini「I\'ll Close Your Eyes」、Bill Risby「Stories」の3点かな。
どれも買ってないんですよね~。ジャケット幾ら凝視してもその良さは分からないですよね,特にあのレア本に出ているアルバムは。お薦めの3枚はしっかり頭に叩き込んでおきます。Toni Panciniはイイ音出てきそうなジャケだったので気にはなってましたが。

jazz underground Live at Smallsが900円とは,安い。中古で見かけそうだけど,見かけないアルバムですね。

クリス |  2006/05/21 (日) 22:08 [ 編集 ] No.1523


Mac Chrupcala

クリスさん、こんばんは。
私もNORMAの再発盤の多さには少し戸惑っています。勿論全部買える訳でもないし、値段は高いし、試聴できないとなると、判断に迷いますね。
その中でも私が購入したのは数枚だけで、私自身当たりと思ったのは、Mac Chrupcalaの「Blue Moon」とToni Pancini「I\'ll Close Your Eyes」、Bill Risby「Stories」の3点かな。Mac Chrupcalaは「In Newport」が良かったので、探していたところでした。Toni PanciniとBill Risbyは試聴した上で決めました。あくまでも好みがありますから、私自身が良いと思っても、クリスさんの好みに合うかどうかは分かりません。Bill Risbyは、彼自身のサイトで試聴できるので、それで、判断してみてはいかがでしょうか?

今日は、jazz underground Live at Smallsが届きました。海外からなので、送料込みで900円弱でした。
では、また。

Marty |  2006/05/15 (月) 22:05 [ 編集 ] No.1524


martyさん,こんばんわ。

>NORMAの在庫も底を尽きつつある現在

なんだか,最近,よくわからない際物っぽいCDをNORMAは出してきますね。よくは見てないのですが,全く良いのか悪いのか僕にはわかりません。結構値段が高いので,試し買いも出来ず,見るたびにストレスが貯まります。Martyさんは,最近のNORMAで当たりありましたか?

クリス |  2006/05/15 (月) 20:42 [ 編集 ] No.1525


輸入盤を買いました

クリスさん、こんばんは。
NORMAの在庫も底を尽きつつある現在、私も本日、Joey Calderazzoの「Our Standards」を入手しました。輸入盤でも再発されたようですね。今、聴いているところです。

Marty |  2006/05/10 (水) 21:10 [ 編集 ] No.1526


誤解してませんよ。

すずっくさんの気持ち,奥ゆかしい雪国の女性の気持ち,よくわかりますよ。

いいんだけど,大きい声でお薦めできないアルバムってなとこでしょうか。

すっずくさんの独り言が僕は大好きです。

ちょっと,今酒入っていて,支離滅裂ですみません。風邪引いてしまったので,酒飲んで寝るところです。
では,お休みなさい。

クリス |  2005/11/30 (水) 21:38 [ 編集 ] No.1527


誤解誤解

>どうだ、これをどうしても聴いてくれ!!
って盤でも、、、ないかも、って感じなのですね。

ここかな?
私は、これ好きなんです。
もちろん、良いアルバムだとおもってます。
ずっと、聴いてたから、オラシオさんが知っていて驚いたのです。
でも、好き!って、かいて、ダニエルソンのあるいはジョーイの代表作!て思われるとちょっとちがうかもしれないな。
って、気持ちが働いてるのです。
好きといいながら、この二人のアルバム紹介してないから。
でも、この日記、読み直すと否定的なかんじかしら?
結構、遠慮気味に、良いっていってみてますけど。
で、、、
>ん?これじゃ、誰も聴こうとおもわないかな。。ま、独り言ってことで。
ポイントはここ。
つまり、独り言にさせないでね。
って事!
(実に奥ゆかしい雪国の女なのであった)
自分的には、肯定ちゃんとしてるんだけどなぁ。。。
難しいわね。

すずっく |  2005/11/30 (水) 12:10 [ 編集 ] No.1528


ナリーさん,おはようございます。

このCD,以前は中古コーナーで1000円ちょっとで売っているのを,たびたび見かけたのですが,なんとなく買いそびれてしまって,今になり,2880円も出して買わなきゃならなくなり,とってもショックです。買っときゃよかった。

石丸にも売ってましたから,簡単に手に入ると思いますよ。でもデッドストック放出品なので,在庫なくなり次第終了でしょうから,早めにゲットした方がよいと思います。

クリス |  2005/11/30 (水) 10:37 [ 編集 ] No.1529


すずっくさん,おはようございます。

オラシオさんにはふられてアルバムなんですか。ちょっと,ショックですね。

僕は良いと思いますけどね。

1曲目のフリーがなければ,もっと良いんだけど。飛ばして聴くほど嫌ではないし。結局,1曲目をぼーっと聴いてからダニエルソンのベースソロで真剣に聴きだすといった感じですわ。

これ,最近買ったばかりですが,毎日,車の中で聴いてます。だんだん,ハマってきました。うれしいですわ。

ダニエルソンの音質,質感が,ほんと良いですね。

イメージ的には,日本旧家の座敷で,日本酒飲みながら,ダニエルソンのベースソロを聴くなんてのがあったら,最高なんだけど。

クリス |  2005/11/30 (水) 10:33 [ 編集 ] No.1530


カルデラッツオは大好で

私も全部買っていたつもりだったのですが、こんなのが出ていたなんて知りませんでした~。
96年だとまだ輸入盤買いを始める前なのでしょうがないですな。
再発で今でも買えるのですか?
う~ん、欲しいような気がします。

My Shinning Hourはフュージョンものですが、チャック・ローブがやっているのが大好きです。

nary |  2005/11/30 (水) 09:39 [ 編集 ] No.1531


私、、

これ、超愛聴盤なんです!
でも、オラシオさんにふられたとき、すごく、悩んだ。
だって、これが良いって、人にあった事すごくすくないんだもん。
>マイ・ベストは美しいメロディーの<My Shinning Hour>
おおおお、、、一緒一緒。
明日、探し出して、とらばります。
実は、今日、、聴いてました!!

すずっく |  2005/11/29 (火) 21:39 [ 編集 ] No.1532

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