雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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アトリエ澤野コンサート2005(2)

   ↑  2005/12/04 (日)  カテゴリー: 未分類

昨日,12月3日(土),「アトリエ澤野コンサート2005」をすみだトリフォニーホールで観ることができました。5時開演で始まったコンサート。恒例の澤野工房の澤野由明氏のオープニングMCの後,第一部はジョバンニ・ミラバッシ・トリオ+フラヴィオ・ボルトロ。休憩をはさんで第二部はキヨシ・キタガワ・トリオの構成で,それぞれ90分間におよぶ熱演でした。まずはジョバンニ・ミラバッシの演奏ですが,アンコールの<キャラバン>を含み全9曲の演奏で,ほとんど最新作『 Prima O Poi 』からの選曲でした。僕は既にライブ盤を聴いたり,観たりしていたので,ジョバンニ・ミラバッシがライブだからといって爆発するタイプでなないことは分かっていましたが,反対にルイ・ムタンの壮絶なドラム・ワークには釘づけでした。次々と微妙にリズムに変化をつけ,ミラバッシの楽曲に色彩をつけていく様子は,観客を全く飽きさせません。ムタンのドラム・ソロの後の観客の拍手は,全ステージ中最大だったと思います。僕の斜め後ろの席の客は,ムタンのソロの後に雄たけびをあげていました。きっとドラム狂なのでしょう。ちょっとベースのジルダ・ブクレの音がこもって,聴き取れないのが残念でした。もともとすみだトリフォニーホールはクラシック・コンサートを想定して建設されたホールなので,Jazzにはちょっと大きすぎるんでしよね。なかなかバランスをとるのが難しそうです。



北川潔トリオは,文字通りベース・トリオらしい演奏でした。どうしてもケニー・バロン・トリオと考えがちですが,聴いてみるとベース・トリオであることがよく分かります。演奏曲は彼の第1作『 Ancestry 』と,今回来日記念盤として発売予定の新作『Prayer 』からの楽曲を演奏してました。長尺なベース・ソロが多く,観客の中には辛いと感じる人も多かったんじゃないかと思いますが,そもそも北川さん自身,とってもアーティスティックなミュージシャンなので,仕方ないことではあります。観客に媚を売るようなスタンダード主体のライブとは対極にあるライブに仕上がってました。僕は以前にケニー・ギャレットの『 Triology 』や小曽根のアルバムで聴いていて,かなりテクニックがある人だな~という印象でしたが,実際に観て,聴いて,そのテクニックもさることながら,その音色に惚れました。ミラバッシ・トリオのジルダ・ブクレの音に比べたら雲泥の差でした。クリアで野太く,強力にドライブします。こういった事は,CDではなかなか分からない事でありあす。そして,僕の今回の目玉,ブライアン・ブレイドですが,ビジュアル的にはドラムセットも叩く姿もけっこう地味目で,その上手さがわかりにくいのですが,目を閉じて聴いていると,単純な4ビートなど皆無で,リズムを僅かづつ解体,再構築し,次々と変則的ビートを繰り出すそのリズム感,センスは,天才を感じずにはいられません。1/f揺らぎ4ビートに乗せて,バロン,北川と有機的に結びつき,明らかに<新しいJazz>を創り上げています。個人的にはもう少しバロンの格調高いあのピアノを聴きたかったな~と思いましたが。2部構成だから仕方ないか。欲張りですね。帰りに今度発売予定のミラバッシの「アトリエ澤野コンサート2004」のDVD(最上写真)と,パリと金沢「もっきりや」でのライブ盤を購入し,サインをもらいました。全員をま近で見られて感激です。



ジョバンニ・ミラバッシ・トリオ

1 La Canzone Di Marinella (Sunside M-2)
2 Baracarole Ero Io (Prima O Poi M-2)
3 Barcarole (Prima O Poi M-1)
4 Howl’s Moving Castle (Prima O Poi M-5)
以下,カルテットでの演奏
5 Tot Ou Tard (Prima O Poi M-8)
6 Minor Voyage (Prima O Poi M-9)
7 L’ ingenele (Prima O Poi M-7)
8 Symphoniax (Prima O Poi M-3)
9 <Encore> Caravan


キヨシ・キタガワ・トリオ

1 Ancestry (Ancestry M-1)
2 Backstage Sally (Prayer M-2)
3 <Interude For….”Tell Me Why” >
4 Tell Me Why (Ancestry M-)
5 Well You Needn’t
6 Lonely Woman (Prayer M-8)
7 Evidence (Prayer M-6)
8 <Encore> Softly As In A Morning Sunrise

なぜか,20代の若いカップルが多かったな~。彼らは本当にJazz聴くのかな~。とっても不思議な観客が目立ちました。
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2005/12/04 | Comment (4) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |
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Comment


Jazzって,

若者の恋愛の小道具に使われているんでしょうね。
けしからんと言いつつ,
僕も大学の時はよく使う手だったな~。
人のこと言えないと,反省。

クリス |  2005/12/06 (火) 20:52 [ 編集 ] No.1542


ジャズ、、って

ちょっと、大人~、ってお洒落なイメージ「も」あるらしいですよ。(^_^)

やはり、人のレポートばかり見てると、欲求不満がたまってきま~す。

すずっく |  2005/12/06 (火) 10:15 [ 編集 ] No.1543


どうでしょうか?

「ハウルの動く城」だと気づいている人,少なかったのではないでしょうか。反応薄かったですよ。

僕が思うに「澤野工房」とういブランド目当てで<見>に来た,普段はあまりJazzを聴かない人々も多かったんじゃないでしょうか。普通,「Prima O Poi」を聴いていたら,「ハウルの動く城」のテーマが演奏されたら拍手くらいしましよね。ぜんぜんなかったですよ。

クリス |  2005/12/04 (日) 15:28 [ 編集 ] No.1544


とても良いコンサートだったようでなによりです

ライブの雰囲気がとてもよく見えて、この記事を読んだだけでもう自分でも観たような気分になっちゃいました。
さすがです!
ところで「ハウルの動く城」はお客さんに受けてましたか?

nary |  2005/12/04 (日) 15:04 [ 編集 ] No.1545

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