雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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Gianni Cappiello 『 Paseada Con Bruno 』

   ↑  2005/12/15 (木)  カテゴリー: 未分類

名盤のリイシューに力を入れている国内レーベル,P.J.LPolystar Jazz Library )で,Europian Jazz Piano Collection というシリーズがあります。200310月から隔月2枚づつ,1年間の予定で始まったシリーズですが,好評だったのかCollection-2として現在も続いています。Collection-1の第1期は,エリック・レニーニの『 Antraigues 』とナタリー・ロリエの『 Wlking Through Walls Walking Among Walls 』でした。(この2枚の出来は良く,今でも僕の愛聴盤です。ただし,僕の所有しているのはオリジナルの輸入盤ですが。)その後,ティエリー・ラングの名盤『 Private Garden 』,以前紹介した Between A Smile And Tears デジャン・テルジクの『 Coming Up ,それからあまり日本では馴染みのないイヴァン・バドゥアの諸作品などもリイシューされています。どれも欧州ジャズ・ファンにはうれしい作品ばかりです。レーベルを超えてこんなに誰が集めてきたのかと思いきや,やはり杉田宏樹氏が監修を務めていました。まあ,こんな趣味の良い選択は日本では彼にしか出来ないのでしょうね。ほんとうは全部片っ端から買いたいのですが,そうもいきませんので,これはと思う作品を少しづつ買い揃えております。


ということで,今日紹介するのは,このシリーズの中から,
Collection-1 第4期Vol.7で発売されたジャンニ・カッピエロの『 Paseada Con Bruno
』にしてみました。


帯のCaptionには「イタリア,ピアノ界の最前線。ビル・エバンス,キース・ジャレット的ピアニズムを超現代的に消化し~」とありますが,なんかぴんときません。どう好意的に解釈してもエバンスやキースに似ているとは思えませんが。確かに消化したのだから似る必要はないのですけどね。では誰似,誰的かと聞かれると難しいですが,同じイタリアのピアニストで近い人を挙げるとすれば,歌心を大切に,技巧に走らず,シングルトーン・フレーズで軽やかに歌うという点で,ルイジ・マルティナーレ似でしょうか。タッチは決して強くなく,線の細い印象ですが,指は結構速く動き,フレーズに破綻はありません。本作はイタリアの作曲家,ブルーノ・マルチーノ(有名な「エスターテ」の作者)へのトリビュート・アルバムで,9曲中6曲がマルチーノの楽曲を演奏してます。そのせいか,非常に歌心のある美しい旋律が目白押しです。M-1の<Forse>のテーマを聴いただけで名盤の予感を感じ取れるはずです。僕はブルーノ・マルチーノの事をよく知りませんでしたが,やはり全曲,<エスターテ>に通じる美旋律の楽曲ばかりです。本作はあまり聴き手を選ばない,誰でも美しいと感じられる作品ではないでしょうか。


本作は2001年にSplasc(h)から発売になった彼の第二作目ですが,デビューは1999年『 Incendi Marini 』というセクステットによる作品のようです。まだまだ日本では無名ですが,早く国内盤デビューして欲しい若手ピアニストです。


  

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Comment


なおきさん,こんばんわ。

Paduartの「trio live」を今日買いましたよ。
まだ,聴いてませんが。
そのうち,レビューでも書けるといいのですが。

僕はDUでもほとんど御茶ノ水店ばかりです。
それから,なおきさんのブログで,池袋のDUが登場してましたが。以前僕が行ったときは,あまりジャズが
置いてなかったように感じて,それ以来,行ってないのですが,今はジャズを結構扱っているんですか。
池袋にはよく妻の買い物の付き添いで行くのですが,
今度,DUにも寄ってみようかと思います。

クリス |  2005/12/20 (火) 22:33 [ 編集 ] No.1581


丁寧なお返事

ありがとうございます。
稚拙な文章をきちんと読んで頂いている上に、お褒めのお言葉まで頂き光栄ですm(__)m

Paduartは\"Trio live\"が断然オススメです。何枚か聴きましたが、これが一番出来が良い作品だと思いました。

僕も都内のユニオンはよく顔を出しているので、もしかしたら偶然お会いしていて気付かないなんてこともあるかもしれませんね(笑)
そのうちOFFでお会いできる機会があると良いですね。

なおき |  2005/12/20 (火) 00:13 [ 編集 ] No.1582


イヴァン・バドゥア

おはようございます。
イヴァン・バドゥア,素晴らしいですか。
まだ持ってないんですよ。
ブログをはじめて,一番変化したのは,買うCD量が
明らかに増えていることなんですね。
皆さんに「これはよかった」とか「素晴らしい,お奨め」なんて書かれると,つい買っちゃうんですよ。
おかげで飲み代を節約しなければならなくなってます。

イヴァン・バドゥアは今度,買ってみますね。
最新作「イリュージョン・サンソリエル」でも,今日買いに行こうかな。

ところで,ラーシュ・ヤンソン観に行ったんですね。とっても良いライブ・レポートですね。なおきさんの文章は読みやすいです。

それからシャフラノフのDVDが2000円はよい買い物ですね。僕も昨日御茶ノ水DUで,中古ジャズDVD,VIDEO特集やってたので,仕事帰りに寄ったんですが,全然いいのがありませんでした。おそらく日中に掘り出し物は買われてしまっていたのでしょう。残念。

クリス |  2005/12/18 (日) 08:00 [ 編集 ] No.1583


P.J.L

P.J.Lの再販モノはセンスが良くて良いですね。\"Paseada Con Bruno\"や\"Antraigues\"など、いずれも輸入盤で入手したお気に入りだったのですが、これらがP.J.Lから出ていることを後に知って、注目しているレーベルでした。Ivan Paduartのも素晴らしいですし。
このような良心的なレーベルが増えることを切に願います。

なおき |  2005/12/17 (土) 23:53 [ 編集 ] No.1584

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