雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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Stefano Di Battista  『 Volare 』

   ↑  2005/12/28 (水)  カテゴリー: 未分類

昨日は以前ドイツの学会で一緒だったメンバーで結成した「ドイツの会」の忘年会でした。六本木のドイツ料理のお店で毎年開いているのですが,こういっちゃなんですが,ドイツ料理はあまり美味しくないですね。でもワインは美味しいんですよね~。これでひとまず忘年会は全部終了です。あ~,よく飲んだものだ。

というわけで,今日は何の話をしようかと迷っていたのですが,昨日,ピエール・ドゥ・ベトゥマン(Pierre De Bethman)の話が出ましたので,その流れでステファノ・ディ・バティスタ(Stefano Di Battista)の話でもと思っています。「キャ~ッ,バティスタ様~」と,何処からか黄色い歓声が聞こえてきそうですが,それはちょっと置いといて。

「ドゥ・ベトゥマンとディ・バティスタの何処に関連があるんじゃ」とおっしゃるかもしれませんが,実は二人は競演したことあるんですよ。ジャズ批評のNo.109 「ピアノ・トリオ最前線」のp133にPrysmの3rd album 『 Time 』が紹介されているのですが,それによると,ベトゥマンは1998年,ディ・バティスタ・クインテットのメンバーとして,エリック・レニーニの代役で来日しているんですね(「巴里 ジャズ物語」というLABEL BLUEのアーティスト達によるコンサート)。バンジャマン・エノクも当時のディ・バティスタ・クインテットのレギュラーでしたから当然一緒でした。で,当時のディ・バティスタ・クインテットのアルバムが上の『 Volare 』(1997 LABEL BLUE)というわけです。このデビュー・アルバムの出来の良さに仏Blue Noteのニコラス・フルール(Nicolas Pflug)が目をつけ,1998年に同レーベルから『 A Prima Vista 』でメジャー・デビューしています。その後,『Stefano Di Battista 』(2000),『 Round About Roma 』(2002),『 Parker’s Mood 』(2004)と,リリースしていますが,僕としては第一作の『 Volare 』が目下最高傑作であると思っています。僕の中での順位は,1位『 Volare 』,2位『 Parker’s Mood 』で,あとの作品はみんな一緒かな。

『 Volare 』は12曲中5曲がバティスタのオリジナルで,その他が<Stars Fell On Alabama>,<My Foolish Heart>などのスタンダードや,メンバーのボルトロ,ボナコルゾのオリジナル,それからハンコックの<One Finger Snap>やマーギッツァの<Windows Walk>なんかも入っています。マーギッツァの<Windows Walk>はオリジナルよりスロー・テンポでボルトロのテーマにバティスタが軽くオブリガードをつけて,静かにしかし情熱的に歌い上げます。もしかするとオリジナルより名演かも。この曲はちょっと古いけど名曲ですよね。ぐ~っと心に沁みます。M-4<Funky Porcini>などは,70年代マイルスを彷彿させるロック・ビートで,バティスタ,ボルトロともキレまっくています。M-5<Stars Fell On Alabama>など,僕はキャノンボールのバージョンなど嫌いなほうですが,ここでのバティスタの歌い方はイイです。やっぱりバンジャマン・エノクのドラミングが冴えていて,全体を引き締めています。このアルバムを聴くとロザリオ・ジュリアーニよりバティスタの評価が高いというのも納得しちゃうんですよね。とにかくすばらしいアルバムですわ。

最近は,High FiveのようなEuropean Hard Bop Jazzが人気ですが,バティスタ=ボルトロの哀愁バップも,これがなかなかどうして,イイもんですよ~。
【愛聴度★★★★★】

Stefano Di Battista  『 Volare 』(1997 LABEL BLUE)
Stefano Di Battista (as)
Flavio Boltro (tp)
Eric Legnini (p)
Rosario Bonaccorso (b)
Benjamin Henocq (ds)
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2005/12/28 | Comment (4) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |
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Comment


すずっくさん,こんばんわ。

こちらこそ,ありがとうございました。
細く,長く,ブログを通じてジャズを語り合えたら
うれしいと思っております。

あまり力まず,気楽にブログを続けていこうと
思っています。

これからもよろしくお願いいたします。
よいお年を。

クリス |  2005/12/29 (木) 23:40 [ 編集 ] No.1629


ドラム小僧さん,こんばんわ。

昔の医者はドイツ語でカルテを書いてましたが,僕らの頃には全部英語になってしまったので,ごく簡単な専門用語しか,ドイツ語は使わなくなりました。だから全然ドイツ語の文章は読めないんですよ。お恥ずかしい。

ドイツって,ジャズ後進国なんですかね。確かにドイツ出身のミュージシャンって少ないですよね。

思い浮かぶとすれば....
クリストフ・ゼンガー.....
それから...えーと....
デニー・ザリトリン?
かれは違うか。
そうそう,ヨアヒム・キューン。
ジョーライダー,じゃなくて,ジョー・ハイダー。
僕,ハイダーの<おじいちゃんの庭>だったかな,
それ,好きです。
昔では,ユタ・ヒップもそうでしたね。
何だかんだいって,一番有名なのは,アルフレッド・ライオンでしょうね。

あんまりドイツ人でパットした人いませんね。

クリス |  2005/12/29 (木) 23:37 [ 編集 ] No.1630


Volare

私も好きです。
この人のクリエイティヴな活動がやはりヨーロッパでは評価されるのでないでしょうか。
この人、感情をのせて吹くのすごくうまいとおもってます。
a prima vistaも好きです。

クリスさん、リンクしてくださって本当にありがとうございました。
とても、たのしかったです。
来年もよろしくね。

すずっく |  2005/12/29 (木) 18:14 [ 編集 ] No.1631


バンジャマン

元プリスムのメンバーの中で、安定した演奏が聴けるのはバンちゃんですよね。バティちゃんの『a prima vista』でも聴けます。若手ドラマーではこのバンちゃんとアリちゃんが好きです。

ところでクリスさんはお医者さんですから、ドイツ語がお得意なのではと思います。ドイツのジャズはご興味ありますか。ドイツのジャズレーベルは結構知られているのに、ジャズアーティストは知られていないですよね。

ドラム小僧 |  2005/12/29 (木) 08:58 [ 編集 ] No.1632

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