雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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Charles Loos 『 French Kiss 』

   ↑  2006/02/17 (金)  カテゴリー: 未分類

昨年の12月17日のマイ・ブログでチャールズ・ルースの『 En Public Au Travers 』と『 Lust for Jazz 』を取り上げました。その際,当時はまだ持っていなかった今日紹介する『 French Kiss 』を“全曲,フレンチ・ポップスのカヴァーで,ちょっと引いてしまいます。なんかはずれの匂いがします。”などと書いてしまったのですが,その後に購入し聴いてみると,なんと非常に美麗な旋律いっぱいの秀作であったのです。曲は確かにフレンチ・ポップスのようですが,あまりフランスのベタな感じがせず,洗練されていて,言われなければルースのオリジナル集と聴き間違える程,ジャズへの転化に成功しているアルバムに仕上がっています。このアルバム,「 MOONKS JAZZ MUST 150 」の中で大川内善宏さんが推薦しているのですが,結構この人の推薦盤は僕の琴線に触れるものが多く,そのこともあり本作を買ってみたのですが,まさにドンピシャといった感じでした。人によっては「甘すぎ」と評されかねないアルバムですが,ここまで美旋律が次から次へと沸いて出てくるとは,ルースは生まれながらのメロディストなんでしょうね。

余談になりますが,今日,菊池成孔著「東京大学のアルバート・アイラー」を読んでいたのですが,頻繁にコーダル/モーダルの話が出てくるわけですね。モードはマイルスの『Kind of Blue 』により世に知られるようになったとか,モードは機能和声によるアドリブのオルタナティブあるいはアンチテーゼとして考えられたとかいう話なのですが,どうなんでしょうか。現在,モード・アプローチを前面に出して活躍しているミュージシャンって,だいぶ少なくなったと思いませんか。先日紹介したアントニオ・ファラオだって,最近のアルバムでは「脱モード路線」のようですし。上記のルースなんか,モードによるアドリブなど当たり前ですが皆無です。特に欧州のキース系,エバンス系,あるいはピーターソン系の若手ミュージシャンは,全くといって良いほど,モード的なアプローチを行っていませんよね。そもそも,ビル・エバンスって人は,モードをマイルスやギル・エバンスらと考え出しましたが,自分ではそのモードを発展させなかった人ですしね。僕もそうですが,今のジャズ・ファンは(特にピアノ・トリオにおいて)美旋律至上主義みたいなところがあって,下手にやるとメカニカルなスケール練習のようなフレーズになりかねないモード旋律に嫌悪感を抱いている人も多いのではないでしょうか。ルースの『 French Kiss 』を聴きながら「東京大学のアルバート・アイラー」を読んでいたら,こんなことを考がえてしまいました。
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