雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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Aldo Romano 『 JAZZPAR Quintet + 1 』

   ↑  2006/02/23 (木)  カテゴリー: 未分類

先日,マーク・ターナー,ジェフ・バラード,ラリー・グレナディアから成るユニット「 FLY 」を聴いたのですが,サックス・トリオという僕の苦手分野でありながら,かなりはまっています。マーク・ターナー+LTCのアルバムも手に入ったし,このところマーク・ターナー漬けの日々を送っているのですが,今日はやはりマーク・ターナーが参加しているアルド・ロマーノの2004年のアルバム『 JAZZPAR Quintet + 1 』(enja)なんぞを聴いております。文字通りジャズパー賞受賞記念コンサートのライブ盤です。ジャズパー賞とは毎年デンマークで開かれる式典で,ジャズ界のオスカー賞とかジャズ界のノーベル賞とか言われている世界的に権威のある賞です。運営はデンマーク・ジャズ・センターという団体で,各国のジャズ有識者,専門家からなる委員会が選定するようです。ジャズパー賞にはデンマーク以外のインターナショナルな活躍が認められて贈られる「 Jazzper Prize Winners 」と,デンマーク国内のミュージシャンに贈られる「 Danish Jazzpar Combo Leaders 」の2種類があります。もちろんアルド・ロマーノは「 Jazzper Prize Winners 」の方を受賞しています。詳しくはJazzparのHPをご覧になると歴代の受賞者が掲載されています。ノミネート者は5人なんですが,アルド・ロマーノが受賞した2004年の他の4人は,パキート・デリベラ,マーク・ジョンソン,スティーブ・キューン,ボビー・ハッチャーソンと,錚々たるメンバーです。歴代の「 Jazzper Prize Winners 」を見てみると,2000年のクリス・ポッターや2002年のエンリコ・ラバは分かりますが,2001年のマリリン・マズールや2002年のアンドリュー・ヒルなんかはちょっと日本人には理解しがたいものがありますね。どんな基準で選定されるのでしょうかね。HPを見ますと,次のように書いてあります。

The JAZZPAR Prize is awarded to an internationally known and fully active jazz artist who is specially deserving of further acclaim.
(国際的にも知名度があり,精力的に活動している将来的にも賞賛に値するジャズ・ミュージシャンに贈られる賞)

だそうです。マリリン・マスールって,世界的に有名なんですかね。やっぱりこの世界も裏金が飛び交うんでしょうか。


話を戻しますが,本作はバティスタとターナーの2管フロントのクインテットです。ステファノ・ディ・バティスタはアルド・ロマーノの弟子ですから御呼びがかかったのは分かるのですが,マーク・ターナーは何故このバンドに参加しているのか不思議です。でもこの米伊2管連合はなかなか美しいです。ややバティスタ様に軍配が上がる演奏ですが,ターナーの一歩引いた奥ゆかしいスタンスが,ある意味で現代的ジャズ・ミュージシャンらしさではないかと感じます。切々とバティスタが歌うバラード<Song For Elis>, <Il Cammino>など,じ~んと心に沁みわたる名演です。かと思うと一転して<Gush>ではバティスタ様が切れまくり,激しくブローしたりして,<おー,バティスタもこんなに凛々しいところがあるのね>と思わず惚れ直したりして。

タイトルの「+1」というのは,4曲でスシー・ヒルデガートという女性ボーカルが入っているからなんですが,このボーカル,あまり趣味ではないので,ちょと残念。最後の<Estate>では彼女とロマーノがデュエットしたりして,受賞コンサートらしいサービスも用意されています。それにしてもロマーノの歌はちょっとフラットしていてはっきり言って下手です。

ジャズパーのライブCDは毎年発売されているのですが,今まではデンマークのドメスティック・レーベルであるStoryvilleから出ていたのですが,本作ではenjaからです。どうしたのでしょうね。

本作は,大したアルバムではありませんが,受賞コンサートらしい楽しい雰囲気が伝わる好盤ではないでしょうか。
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Comment


ジャジタリア

>イタリアのジャズ専門サイトジャジタリアを見られたことありますか。イタリアジャズの新譜紹介を英語でも読め、試聴もできます。

見てきました。最初,英語への変換が分からず戸惑いましたが,大丈夫でした。
レビューを見ましたが,ほとんど知らないミュージシャンばかり。日本に紹介されない人がこんなにもいるのかと驚きました。イタリアン・ジャズの懐の深さでしょうか。片っ端から聴いてみたいけどね。

>御茶ノ水ディスクユニオン(3F)で安く売っていました。
そうです。そこで2000円で買いました。安かったです。

クリス |  2006/02/25 (土) 23:50 [ 編集 ] No.1883


ムータン絵本

買われたのですか。音源はダブりますよね。御茶ノ水ディスクユニオン(3F)で安く売っていました。翻訳の件、ホメ殺しです。

とろろで私の過去記事で紹介しましたイタリアのジャズ専門サイトジャジタリアを見られたことありますか。イタリアジャズの新譜紹介を英語でも読め、試聴もできます。

ロマおじさんに戻すと、フランスの代表的なジャズ月刊誌「ジャズ・マガジン」の先月号に、ロマおじさんとルグランじいさまのインタビューがありました。この記事もいずれ紹介したいなと思います。

ドラム小僧 |  2006/02/24 (金) 22:46 [ 編集 ] No.1884


すみれさん,こんばんわ。

すみれさんもお持ちでしたか。
結構,このアルバム聴いている方,多いのかな。

声の事,知らなかったので,下手だなんて悪口言っちゃいました。本文訂正するのもなんなので,そのままにしますけど。ちょっと無知だったのが恥ずかしいです。

クリス |  2006/02/24 (金) 21:16 [ 編集 ] No.1885


ナリーさん,こんばんわ。

ナリーさんが書いていたかと思いましたが,検索できませんでした。おかしいな~。

ナリーさんもあの女性ボーカルは好みじゃないですか。同感です。
でもドラム小僧さんのおかげで,ロマーノが歌う理由が分かってよかったです。知らなければ<気色悪いおじさん>と勘違いしたままでしたから。

クリス |  2006/02/24 (金) 21:12 [ 編集 ] No.1886


ドラム小僧さん,お久しぶりです。

いやー,ホント,いつもドラム小僧さんの記事には感心致します。無駄記事が一切なし。
このロマーノの記事も素晴らしいです。
声帯ガンだったんて知りませんでした。
<フラットしていて下手>なんて酷評して,申し訳なく感じております。
緊張も多分にあったのでしょうね。
そういう裏事情を知り,あらためて聴きなおすと,感慨深いものがあります。ジーンときました。

こちらからもTBさせてください。

P.S. 以前にドラム小僧さんが紹介してくれた,ムタン兄弟の2枚CD入りの絵本ありますよね。先日,やっと手に入りました。うれしいです。ドラム小僧さんの翻訳をプリントし,CD本と一緒に保存します。感謝多々,御礼申し上げます。

クリス |  2006/02/24 (金) 21:09 [ 編集 ] No.1887


あ、、

>大したアルバムではありませんが,受賞コンサートらしい楽しい雰囲気

これ、、大変、、よく、、わかりますです。(^_^);
でも、私、結構好きでよくきいてました。

声のことは、以前、ドラム小僧さんの記事拝見してから、悪口いってましぇん。

と、、大変おさわがせしてすいませんでした。
誤解がとけて?よかったです。安心しました。

すみれ |  2006/02/24 (金) 18:35 [ 編集 ] No.1888


ロマーノ

私もTBさせていただきました。
JAZZPAR Quintet + 1のことは最後の数行だけ書いてます。

nary |  2006/02/24 (金) 09:58 [ 編集 ] No.1889


ロマおじさん

ロマおじさんネタを書いていますので勝手にTBします。

ドラム小僧 |  2006/02/24 (金) 00:01 [ 編集 ] No.1890

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