雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

ブログパーツ

スポンサーサイト

   ↑  --/--/-- (--)  カテゴリー: スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

(記事編集) http://jazzlab.blog67.fc2.com/?overture" target="_new

--/--/-- | Comment (-) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Fredrik kronkvist 『 Maintain 』

   ↑  2006/02/27 (月)  カテゴリー: 未分類

今日は,スウェーデンの先鋭アルティスト,フレドリク・クロンクヴィスト(Fredrik kronkvist)の『 Maintain 』を取り上げたいと思います。これは新譜ではなく昨年秋頃に店頭に並んでいた作品ですが,紹介しようと思いつつ今日までほったらかしになっていました。昨日,ブログ「Jazz&Drummer」のnaryさんと,フランチェスコ・カフィーゾの新譜の話になった際,ふとフレドリク・クロンクヴィストの事を思い出したので,今日は久しぶりに本作を聴きながら彼について書いています。

昨年のユーロ・ジャズ界ではアルトといえばカフィーゾばかりが注目され,すっかりクロンクヴィストなど忘れ去られていましたが,この人,かなり巧いアルティストです。スウェーデンという極寒の地にこんなに熱いアルティストがいたんですね。正直驚きました。まったく北欧らしさを感じない演奏なんですね。バックのリズムが現代的4ビートであるため,アルバム全体としては新しく感じるけど,彼のフレーズは意外に定石を守ったオーソドックスな手法を用いた演奏です。ただ凄く熱い。感情表現がストレートで昂揚してくると手がつけられないくらい激しく吹きまくる。北欧のケニー・ギャレットといった感じかな。あるいは昔のロザリオ・ジュリアーニを凶暴にした感じとも言える。

10曲中8曲が彼のオリジナルで,他の2曲はアレックス・ノースの<Lovetheme from Spartacus>とコルトレーンの<26-2>といった内容。<Lovetheme from Spartacus>はユーゼフ・ラティーフが演奏してクラブ・ジャズではネタらしいです。で,コルトレーンの<26-2>って,聴いたことがない。それにしても激しくコード・チェンジのある難解な楽曲です。そこでジャズ批評「コルトレーン全セッション」を引っ張り出してきて調べてみますと,1960年10月のセッションで演奏された曲だと分かりました。このセッションでの演奏はAtlanticの『 My Favorite Things 』と『 Coltrane’s Sound 』に収められていますが,この<26-2>だけはコルトレーンさえもその超難解なコード・チェンジ故にアドリブがぎこちなく,当時は発表されず,死後に『 The Coltrane Legacy 』の中に収められたようです。どおりで知らない訳だ。それにしてもそんな難解な没ネタを探してきて録音するなんて,相当のコルトレーン狂と推測します。確かにアルトを持ったコルトレーンといった趣も無きにしも非ず。

彼はA BOSSA ELTRICA(知らん)というバンドのメンバーのようですし,また,ヤン・ラングレンのプロデュースによるミリアム・エイダ(vo)のアルバムに参加していたり(共同名義),本作でもベースを弾いているMARTIN SJOSTEDT(読めない)のリーダー・アルバムにも参加しています。多少荒削りな暴れん坊4人組バンドではありますが,なかなか軽快でノリのよいアルバムです。これからの活躍にも大いに期待したい新人ですね。
関連記事

(記事編集) http://jazzlab.blog67.fc2.com/blog-entry-822.html

2006/02/27 | Comment (4) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |
この次の記事 : Martin Sjostedt / Mondeo
この前の記事 : Eric Legnini 『 Miss Soul 』

Comment


ナカーラさん,こんばんわ。

このクロンクヴィストの「maintain」は買って損はないですよ。

でも,2月28日に僕のブログで取り上げたベーシストのマーティン・シェーステッドのアルバムはお勧めできないかも。

このクロンクヴィストという人,器用な人のようで,クラブ系ジャズにも手を出しているようですので,注意して買わないと変なCD掴まされますよ。

クリス |  2006/02/28 (火) 23:02 [ 編集 ] No.1917


VENTO AZULさん,こんばんわ。

今日,2月28日のマイ・ブログでマーティン・シェーステッドのアルバムを紹介してみました。

クロンクヴィストはあんまり吹いてませんよね。ちょっとがっかり。

クリス |  2006/02/28 (火) 22:56 [ 編集 ] No.1918


興味がありますね

 クリスさん、vento azulさん、今晩は。

 このアルト奏者、コルトレーンの知られざる名曲「26-2」を選曲し、プレイしているんですね。

 パーカーの「コンファメーション」を基にしたこの曲、これまで、はっきりとは記憶していませんが、何人かのミュージシャンのものを聴き、とても気に入っていた曲なのです。 

 この曲を選曲しているとは、クリスさんご指摘のように相当なコルトレーン・フリークらしいですね、このアルト奏者。

さっそく、チェックしたいと思います。

 お礼が遅れましたが、お薦めのクレメンス・マークトルのCD、元気なクリス・チークが聴け、とても得した気分です。
 今後もいい作品をどんどん紹介してください。 楽しみにしています。

 それでは。

ナカーラ |  2006/02/28 (火) 21:35 [ 編集 ] No.1919


フレドリク・クロンクヴィスト

フレドリク・クロンクヴィストの演奏をはじめて聴いたのはSITTELからリリースされたマーティン・シェーステッドの作品でした。
北欧の一般的なイメージと違い、クロンクヴィストのような熱血ハリキリ系アルトもいるし、ノルウェーJAZZAWAYレーベルのサックス奏者なんて轟音系が多いですね。
この作品昨年秋に買ったままでまだ聴いてません。
明日聴こうかな。

VENTO AZUL |  2006/02/28 (火) 02:56 [ 編集 ] No.1920

コメントを投稿する 記事: Fredrik kronkvist 『 Maintain 』

お気軽にコメントをぞうぞ。
非公開 (管理人のみ閲覧可能なコメント) にしたい場合には、ロック にチェックを入れてください。

  任意 : 後から修正や削除ができます。
  非公開コメントとして投稿する。(管理人にのみ公開)
 

Trackback

この次の記事 : Martin Sjostedt / Mondeo
この前の記事 : Eric Legnini 『 Miss Soul 』
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。