雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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Fabrizio Bosso & Flavio Boltro 『 Trumpet Legacy 』

   ↑  2006/03/11 (土)  カテゴリー: 未分類

1月にファブリツィオ・ボッソ&フラヴィオ・ボルトロのCD『 Trumpet Legacy 』がリリースされたばかりですが,今度はその『 Trumpet Legacy 』のDVDが発売になしました。このCDは出来がいいと言われていたので,買おう買おうと思いつつ,今まで買いそびれていたCDでした。このDVDはそのCD『 Trumpet Legacy 』の録音されたスタジオにカメラが入り記録した,ちょっとしたドキュメンタリー映像で,しかもCDに納められている曲が全曲そっくりそのまま収録されているというので,早速購入してきました。

今まで,ボッソ関連CDは見つけ次第すぐに買ってきたのですが,このCDの購入に躊躇した理由はやっぱりトランペット2管編成であるということと,ボッソとボルトロの実力差がありすぎて,バトルにならないんじゃないかという危惧があったからです。でもそんな心配は無用でした。意外にもボルトロが健闘しているんです。むしろボッソを凌駕する勢いです。ボルトロの方が先輩ですから,負けてられるかと普段より頑張ったんでしょう。ボルトロは,以前にもマイ・ブログで紹介したステファノ・ディ・バティスタの『 Volare 』で聴いていて,なかなか上手いトランペッターだなとは思っていましたが,最近のジョバンニ・ミラバッシのアルバムではあまりパッとしなかったので,今回の大健闘には正直驚きました。

タイトルからも分かるように,本作はトランペットの偉大な先人達の楽曲を取り上げています。フレディー・ハバード,ケニー・ドーハム,クリフォード・ブラウン,それにマルサリスの楽曲も演奏しています。実はこのDVDは輸入盤なんですが,英語の字幕しか出ません。結構長いボッソのインタビューが収録されているのですが,英語が分からないとちょっと辛いです。ただ,字幕はとても易しい英語ですので大丈夫ですが。

以下は字幕の内容です。暇なら読んでみてください。


This group is my quartet. Flavio Boltro has joined us for this record. I can say he was a master for me and I can say a spiritual and a musical father. There are 13 years between us. I grew up listening to his music. He was my idol for many years, for me he is one of the best trumpet player in the world. Nowaday we are friends, you can hear us answering each other without any competition. But only with a great joy of being and playing together. It is always a risk to have two trumpet players on the same record. You can easily fall into a duel. It’s not our case, we love each other. The energy that’s moving around is always good. This CD is dedicated to some trumpet jazz masters that have inspired our work over the years. I grew up listening to Clifford Brown, Flavio too, but we can’t forget Miles Davis, Chet Baker passing through Woody Shaw, Freddie Hubbard and this CD is dedicated to them all ; surely we have forgotten many other players, but we’d need to record 4 or 5 CDs to remember them all. So decided to stay with the ones the closer our style Freddie Hubbard, Whoody Shaw, Kenny Dorham, Wynton Marsalis that is the more contemporary of the lot, and also the closest to our style. In this recording we try to play in a more mature way since we are not unknown to the jazz audiences any more, and we know how to play, we try to think more of music playing less notes and interacting more with each other.

彼らもトランペット2管編成にはリスクを伴うと心配していた様子です。また,偉大な先人を全員登場させるとCDを4~5枚制作しなければならなくなり,仕方なく,自分達にスタイルに近いミュージシャンであるはハバード,ウディー・ショウ,ケニー・ドーハム,マルサリスらの楽曲を取り上げることにしたとも言っています。

先程から2回繰り返し観ていますが,とっても爽快感のあるストレートなハード・バップで楽しいです。やりたい事が明確で迷いがない。現在の多くの米国ジャズ・ミュージシャンが失ってしまったバップ・スピリットがイタリアには健在しているんですね。

本作とは全く関係ありませんが,同じタイトルの 『 Trumpet Legacy 』(1997 videoarts)という木全信氏がプロデュースしたアルバムがあります。これは,ニコラス・ペイトン,ルー・ソロフ,トム・ハレル,エディー・ヘンダーソンの4人のトランペッターがバトルを繰り広げる快作です。結構好きです。また,トランペッターのバトル物と言って思いだすのが,リー・モーガンとフレディー・ハバードの『 The Night of The Cookers  Live At Club La Marchal 』(1965 Blue Note BST 84207 84208 )ですね。これもサドン・デスの壮絶バトルが聴けます。凄い迫力です。

  

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2006/03/11 | Comment (8) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

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イリオ・ディ・パウラとの

デュオ盤は,昨年夏はだいぶお世話になったアルバムです。よくベランダでビールを飲みながら聴いたものです。

>エリス・へジーナしかり、ガル・コスタしかり、レイラ・ピニャイロなど。

ごめんなさい。この3人とも聴いたことありません。ボッサは嫌いではないのですが,あんまりアルバム持ってないんですよ。

クリス |  2006/03/12 (日) 23:20 [ 編集 ] No.1939


ボッソ

たぶん、滅茶苦茶ボサノバ好きだと思いますよ!
イリオ・ディ・パウラとのデュオやポストカード・フロム・ブラジル、など今までも結構出していますから。
私、バーバラ・カシーニみたいなタイプのボーカルに弱いんですよ!
ブラジルのボーカリストは、もともとカシーニのような陰影感のあるボーカリストが多いですもんね。エリス・へジーナしかり、ガル・コスタしかり、レイラ・ピニャイロなど。
カシーニもひょっとして影響を受けたのかもしれませんねぇ。
今日はSOM LIBRE社のジャズボッサの復刻がどーんと入荷したのでずっと聴いていました。
時代の空気感がものの見事に映し出されたいい作品が多いです。

VENTO AZUL |  2006/03/12 (日) 19:46 [ 編集 ] No.1940


VENTO AZULさん,こんにちは。

エンリコ・ラヴァの参加しているの持ってます。いかにもイタリア的なイイアルバムでした。たまに深夜に聴く事があります。あんな感じでしょうかね。でもジョビン集なんですね。ボッソって,意外にボッサ好きなんでしょうかね。

バーバラ・カシーニの陰影豊かで深みのあるヴォーカルは,ボッソよりラヴァ向きかとも思いますが,でも多分買っちゃいそうです。

クリス |  2006/03/12 (日) 12:05 [ 編集 ] No.1941


naryさん,こんにちは。

>店頭に並んでいるということは「店頭在庫あり」じゃないすかね。

御茶ノ水DUでは,3列で面置きしてましたよ。

>インタビューは曲と曲の間とかに入っているのですか?打ち合わせ風景が入りながら曲は途切れなく演奏されるという、スタジオを見学しているような感じのだったらいいなぁ。

曲の途中に音が小さくなってインタビューが入るやつって,嫌ですよね。でも,このDVDは大丈夫ですよ。ちゃんと曲と曲との間に2箇所でインタビューが入っています。ただ問題は,演奏中に,曲は切れないのですが,映像が「ミラノ市の風景」や「演劇の練習風景」などの,全く関係ない映像に置き換わるんですよね。たとえばボルトロのソロが終わりマヌッツァのピアノソロになった途端,ミラノ市内の車の映像に変っちゃたりするんです。作り手はなんとか飽きさせない工夫のつもりなんでしょうけど,ちょっと気が散ります。

でも,それを差し引いても,素晴らしい演奏ですね。ボッソ関連アルバムの中では,「high five」の次にイイ出来かと思いました。

クリス |  2006/03/12 (日) 11:59 [ 編集 ] No.1942


kenyamaさん,こんにちは。

>このCDは買って聴いていたのですが、DVDが出たとは。うーん、買ってしまいそうです。

これがレコード会社の策略ですからね。
DVD出した後にCD出したら,普通はCD買う気なくなりますよね。幸い僕はCD買ってなかったので良かったですが。暇見つけてリッピングソフトでDVDから音だけ抜き取ろうと思ってます。(これって違法かな?)

>しかし、最近のFabrizio Bossoのリリース・ラッシュはすごいの一言です。

レコード会社もこれは売れると思うと凄い勢いでリリースしてきますね。質が落ちてしまうのがちょっと心配です。

クリス |  2006/03/12 (日) 11:49 [ 編集 ] No.1943


Fabrizio Bosso

今日のブログでとりあげたのですけど、BARBARA CASINI/LUIZAにも参加しています。
昔のチェット・ベイカーなみだね。
もつとも、ベイカーの場合、おくすり欲しさにライブレコーディング乱発だったのですがね。

VENTO AZUL |  2006/03/12 (日) 11:31 [ 編集 ] No.1944


動くボッソを早く観たい!

まだ注文はしていないのですが、昨日DUのサイトに載っていて「お取り寄せ」になっていました。
店頭に並んでいるということは「店頭在庫あり」じゃないすかね。
ところで質問ですが、インタビューは曲と曲の間とかに入っているのですか?
実は私、そんなタイプのDVDが大嫌いなのですが。
打ち合わせ風景が入りながら曲は途切れなく演奏されるという、スタジオを見学しているような感じのだったらいいなぁ。

mary |  2006/03/12 (日) 11:11 [ 編集 ] No.1945


DVDが発売されたとは

クリスさん、おはようございます。
このCDは買って聴いていたのですが、DVDが出たとは。うーん、買ってしまいそうです。
イタリアは、やはり「ラテン」なのでしょう、ふっ切れたように勢いのあるジャズが多くて、嬉しいですね。
しかし、最近のFabrizio Bossoのリリース・ラッシュはすごいの一言です。お財布が続きません。
では。
kenyama

kenyama |  2006/03/12 (日) 10:31 [ 編集 ] No.1946

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