雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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UGETSU 『 Live At The Cellar 』

   ↑  2006/04/16 (日)  カテゴリー: 未分類

ドイツ人のベーシスト,マーチン・ゼンカー(Martin Zenker )が中心となって1996年に結成されたUGETSUというバンドがあります。バンド名の由来はご存知,アート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズのRiversideに残した傑作『 UGETSU 』からとったものです。編成も当時のJMと同じく,Tp, Ts, Tb の3管編成で,モーダルなアンサンブル重視の自作曲を中心にヨーロッパを中心にライブ活動をしているバンドです。Mons Recordsから3枚,その後Maxos Jazzから1枚の計4枚のアルバムをリリースしているんですが,先日,DUに寄ったら新譜コーナーにUGETSUのCDが並んでいたんですね。<お~,UGETSUの新譜が出てるんだ~。>とすぐさま手にとってレジへ。家に帰ってジャケットのメンバーを見てびっくり。UGETSUのリーダー,マーチン・ゼンカーがいないんです。しかもメンバーであるヴァレリー・ポノマレフ(Valery Ponomarev)(Tp),ティム・アーマコスト(Tim Armacost)(ts),アドリアン・メアーズ(Adrian Mears)(Tb)ら,全員メンバー・チェンジしているし。そしてライナー・ノーツを見て初めて理解したんです。このバンドは僕の知っているUGETSUとは別物であると。このUGETSUはどうもカナダのバンクーバーで活躍しているローカル・バンドで,ジョン・ベントレー(Jon Bentley)(ts )とバーニー・アライ(Bernie Arai)(Ds)が中心となって,やはりJMの『 UGETSU 』にインスパイアーされて結成された若手バンドのようです。M-1<Backstage Sally >はショーターの曲で,JMの『 Buhaina’s Delight 』で演奏されていた曲ですが,UGETSUはドラマーのロールやフィル・インの入れ方などブレイキーそっくりに再現しているし,バック・リフもそっくりで,かなり僕としては好みのアルバムかなと期待はしたのですが,意外に2曲目からは知性派ハード・バピッシュな彼らのオリジナル曲で占められていて,あまり“UGETSU”らしさが感じられないアルバムでした。でもピアノのロス・タガート(Ross Taggart)のソロにはとっても惹かれてしまいました。今時珍しく非常によく歌い,スウィングする古典的バッパーです。全体としては平均点以上の良くできたアルバムですが,UGETSUを名乗るからにはもうちょっとJMのような荒々しい勢いが欲しいところです。


元祖UGETSUの第4作目。それまでのオリジナル・メンバーであるトランペッター,ピーター・タッシャー(Peter Tuscher )が抜けて,ヴァレリー・ポノマレフが参加しています。残念なことにデジャン・テルジクも抜けています。なかなか小気味いいファンキーな楽曲で構成された好盤です。ライナー・ノーツによると,初めマーチン・ゼンカーとバーンハード・ピフル(P)が例の『 UGETSU 』をバーで聴いて,「こんなジャズをみんなでやりたいね~。」と話をしたのがきっかけで結成されたようです。


今日,久しぶりに聴いてみましたが,やっぱり本物は格が違いますね。これだけの役者が揃っていれば出てくる音が半端じゃない。フレディー・ハバード在籍期のJMの傑作です。ところで<UGETSU>の曲紹介で,「次の曲はUGETSUという曲です。日本語で“ファンタジーという意味です。>とブレイキーがアナウンスしていますが,ちょっと変な意訳ですね。この<UGETSU>はシダー・ウォルトンの作曲で,後に<Fantasy in D>という曲名になって再演されています。


余談になりますが,僕が最もお気に入りのJMは,以前にマイブログでも書きましたが,1961年の2月から6月までの4ヶ月間で,アルバムで言うとPisces」,Roots and Herbs」,The Freedom Rider」,The Witch Doctor」,そしてこの「 Alamode 」なんですが,この「 Alamode 」はショーターの提案によってはじめてカーティス・フラーを入れた3管編成で録音されたアルバムです。ただし,まだトランペットはハバードではなくリー・モーガンですが。このアルバムの中に<Circus>というボブ・ラッセルの曲が納められているんですが,この曲が大好きで,どんなに落ち込んでいても,この曲を聴くととっても幸せな気分になるんですね。僕にとってのJMのテーマ・ソングみたいなものです。



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2006/04/16 | Comment (3) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |
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Comment


sugarさん,VENTO AZULさん,こんばんわ。

アマコスト情報,ありがとうございます。
みなさん,ホント,博学ですね。

仕事が忙しく,レスが遅くなって,すみません。
当分,多忙な日々が続きそうですが,週末にはできるだけ更新しますので,これからもよろしくお願い致します。

クリス |  2006/04/26 (水) 20:59 [ 編集 ] No.2034


ティム・アマコストに反応part2

カルテット(ブルース・バース、レイ・ドラモンド、ビリー・ハート)の打ち上げで隣の席に座って2時間ほど話したことあります。2000年だったかな・・・
ちなみにお父さんは今、ホワイトハウスには戻らずに会社経営をしていると話していました。

VENTO AZUL |  2006/04/18 (火) 01:51 [ 編集 ] No.2035


アマコストに反応しました

ティム・アーマコスト

米国駐日大使であったアマコスト氏の息子なんですね、彼は。一時期話題になったことあります。10年以上前の話ですけれど。ハイ。

Sugar |  2006/04/16 (日) 21:33 [ 編集 ] No.2036

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