雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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Hein Van de Geyn 『 Why Really 』

   ↑  2006/05/02 (火)  カテゴリー: 未分類

昨年12月にカレル・ボエリーの『 Blue Prelude を取り上げた際にも書きましたが,オランダのベーシスト,ハイン・ヴァン・デ・ゲインが好きで,派手さはないものの,ピアノに絡んでいく美しいメロディーを持ったラインが魅力的で,音色もアンプで増幅しすぎない,程よく木の香りを残したアンプラグな質感が良くて,好んで聴いています。この『 Why Really 』は,1994年にハインがジョン・アーバンクロンビー,ジョー・ラバーバラと結成したユニット,BASE LINE1st アルバムで,その後,1995年に『 Standards 』,1996年に『 Returns 』,そして2000年にメンバー・チェンジして『 Déjà vu 』の,計4枚のアルバムを制作しています。僕が所有しているのは最初の3枚ですが,その中でもこの『 Why Really 』は全曲ハインのオリジナルで彼の美旋律がたっぷり堪能できる秀作です。

もともとハインの作曲能力は素晴らしく,前述したカレル・ボエリーの近年のアルバムには必ず
1, 2曲,ハインのオリジナルが取り上げられています。オリジナルのメロディーは,ちょうとニールス・ペデルセンのオリジナル曲に似たような雰囲気を持っていて,ジャズというより,クラシックや欧州民謡に通じる作風です。ハインは日本ではあまり馴染みがなく,表立って取り上げられる事も少ないと思いますが,本国オランダではかなり有名で,ベーシストというだけでなく,プロデューサー,アレンジャー,そしてChallenge Recordsのオーナーとして,音楽家と経営者の両面で成功を修めている人物です。彼のバイオグラフィーを見ますと,1994年に同じオランダの名門レーベルTimelessのプロデューサーであったアン・デ・ヨングら数人とジャズのインデペンデント・レーベル,Challengeを創立したようですが,2004年にハインが単独オーナーになっています。

最近印象に残っている彼の参加作品では,エンリコ・ピエラヌンツィーの『
Live in Paris 』(2005 Challenge )があります。そこでは普段あまり観られないハイポジションでの超絶テクが披露されていてぶっ飛びました。ほんと凄かった。

ところで彼の名前の発音ですが,杉田宏樹氏はハイン・ファン・デ・ゲインと表記していますが,カレル・ボエリーの作品でノーツを書いている藤本史昭氏や中山智広氏はヘイン・ヴァン・ダヘインと表記しています。ちなみにエンリコの『
Live in Paris 』の最後にチェカレリがエンリコとハインを紹介しているのですが,そこでは<ハインヴァンダゲイン!>と叫んでいるように聞こえるんですけどね。

彼の参加作品はかなり多くでとっても全部は紹介できませんが,個人的に気に入っているものをちょっと棚から一掴みしてきましたので紹介致します。

          
BASE LINE 『 Standards 』(1995 Challenge)
ジョン・アーバンクロンビーの涼しげなギターの音色をハインの暖かくふっくらとしたベースが包み込み,何とも言えない落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

          
BASE LINE 『 Returns 』(1996 Challenge)
BASE LINEとしての3作目。再びハインの全曲オリジナル。今回はオランダのクラリネット奏者,John Ruoccoが参加しています。繊細な音色,フレーズを奏でる人で,クラリネット嫌いの僕もこれなら聴けます。

          
Jack Van Poll, Hein Van de Geyn, Joe Labarbera 『 Live in Capetown 』(2002 Challenge)
オランダ生まれ,ケープタウン在住のベテラン・ピアニスト,ジャック・ヴァン・ポールのトリオ。よく歌う洒脱なジャックのピアノもイイけど,やはりハインのズシーンと腰に来る低音に惹かれます。ベースソロからイン・テンポで奏でられるテーマがこの上なく美しいM-1<Lakutshon' ilanga>。あ~,幸せな気分になっちゃうね~。そういえば,ディー・ダニエルズ(vo),ジャック,ハインのライブDVDが近々リリースされるみたいです。これは絶対逃せません。

          
Enrico Pieranunzi 『 Alone Together 』(2001 Challenge)
エンリコ,フィリップ,ハイン,ジョーと,仲の良い4人で楽しみながら作った感じのアルバム。当然出来は最高。エンリコもここではリラックスして優しいピアノを弾いています。ジャケット見てるだけでその良さが伝わってくる名盤です。

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Comment


こんばんは~。

すっかり、秋になりましたね。
秋色にぴったりなベースなので、ブログってみました。

素敵な奥様とかわいいちさと君との夏休み!
楽しく拝見しましたぁ。
テリエラングも反応したかったのですが、、なんせ、、書き込みつづいちゃったものでから。。
しばし、、休憩。。

と、、ナリーさんと絶賛のケニーギャレットは、抱き合わせがわるかったのですが、もうすぐ、、くるとおもいます。
たのしみです。

すずっく |  2006/09/16 (土) 19:47 [ 編集 ] No.2044


すずっくさん,こんにちは。

>彼が、ちょっとかわいい声の女性ヴォーカルとデュオしてるアルバムは、かなり好きでわりとよく聴きます。

それって,1999年のPaulien van Schaik とのデュオですかね?

あれ,凄くいいでしょ。
1曲だけ試聴したことがあるのですが,声質が好みで,一目惚れでしたよ。

でも,そのCD,まだ持ってないんです。ほんとは本文で紹介したかったのですが。

中古店に行ってもあまりヴォーカルコーナーをチェックしないせいもあるのですが,まだ巡り会えずにいます。すずっくさんからpaulienの話が出るなんてびっくりしました。ホント,いろんなCD持ってるんですね。

クリス |  2006/05/07 (日) 12:55 [ 編集 ] No.2045


Why Really/Hein Van de Geyn

私、これ結構すきです。
木の香りですか、、、うまい表現ですね。
世界一くらいクリスマスの曲、、入ってるでしょ。

彼が、ちょっとかわいい声の女性ヴォーカルとデュオしてるアルバムは、かなり好きでわりとよく聴きます。
そっか、偉いお方だったのね。。。

すずっく |  2006/05/06 (土) 15:46 [ 編集 ] No.2046


ボビー・ワトソン

ボビー・ワトソンの「in the groove」は,彼の作品の中では出来がイイとどこかで聞いた事があります。でも僕が探しまわった頃には店頭からすっかり姿を消し,以後,出会っていません。
ハインも参加しているし,本当は欲しいのですが,そんなわけで持ってないんです。

ハインは1980年初め頃にアメリカに渡って,そこでジョンアバと知り合いになり,ヨーロッパに戻ってからも交友を深めていたので,かなり長い付き合いなわけです。エンリコとハインの付き合いは比較的新しいですよね。「seawind」あたりからかな。

今日,towerに行ったけど,まだマクブリアドの新譜,置いてなかったです。残念。

クリス |  2006/05/03 (水) 23:26 [ 編集 ] No.2047


ハイン・ヴァン・デ・ゲイン

彼が弾いているボビー・ワトソンのレビューを偶然にも本日UPしました。
暇な時にでもご覧ください。

ハインはエンリコのアルバム以外のはほとんど持っていないのですが、こうして見るとジョー・ラバーバラとけっこうやっているんですね。
特にジョンアバ参加のはいつか聴いてみたいと思います。

nary |  2006/05/03 (水) 07:19 [ 編集 ] No.2048

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