雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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Jimmy Greene 『 True Life Stories 』

   ↑  2006/05/26 (金)  カテゴリー: 未分類

今年初めに新譜が出たばかりなのに,早くも店頭にはCriss Cross2006年春の新譜が並んでいます。今回はワイクリフ・ゴードンやスティーブ・デイヴィスら,計5枚ですが,とりあえずその中から,ジミー・グリーンJimmy Greene)とジョー・マグナレリ(Joe Magnarelli)の2枚だけ買ってきました。ジョー・マグナレリの方はまだ聴いていないので,今日はこのところ車の中でよくかけているジミー・グリーンの『 True Life Stories 』を取り上げてみたいと思います。ジミー・グリーンはリーダー・アルバムも少なく,サイドとしてもそれほど露出するほうではないので,今ひとつメジャーになれないでいるミュージシャンですね。国内盤がないのも人気薄の要因でしょうか。でも「あれ,このサックス,イイな~,誰だろ?」とクレジットを見るとジミーくんだったなんて経験,あるんじゃないでしょうか。僕が始めて意識して彼を聴いたのは,以前に当ブログでも紹介したラルフ・ピーターソンの『 The Art of War です。このアルバムは兎に角よく聴いたアルバムで,ジェレミー・ペルトの名前もこれで知った私的愛聴盤です。世代的にはエリック・アレクサンダー,ジョシュア・レッドマン,マーク・ターナーらと同じなんでしょうけど,彼らの中にあってはどうしても個性が見えてこないタイプかもしれません。十分ネオ・モダン的ではありますが,ちょっと地味目ですからね。でも<上手い>というより<旨い>吹き手と言ったら良いのでしょうか。とにかく渋いフレーズ,ザッラとした少々濁った音色が,ある程度長い期間ジャズを聴いてきた耳には心地よいのは確かです。エリック:上手い,グラント:ダサい,ジミー:旨い。かな。本作は『 The Art of War 』同様,ジェレミー・ペルトとの2管クインテットです。この2人のハーモニーはジェレミー・ペルトの『 Profile 』でも聴けますね。バックは御馴染みのザヴィア・デイヴィス(p),ルーベン・ロジャース(b),エリック・ハーランド(ds)ですから,悪いはずがありません。ザヴィア・デイヴィスって,本人のリーダーアルバムなんかじゃ,あまりパッとしないのに,バックに回るとツボにはまった実にいいバッキングをします。エリック・ハーランドのドタバタ系のうるさい叩き方も好みであります。これは完全に好みの問題ですが,僕はこんなハード・バップが今,一番カッコイイと感じてしまうんですね。<どれも3つ星の平均的アルバム>のCriss Cross盤にあって,久しぶりの5つ星アルバムです。

では,ちょっと棚からジミーくんの印象に残っているアルバムを一掴みしてきましょう。

          
Jimmy Greene 『 Brand New World 』2000 BMG
ジミーくんの単独リーダー・アルバムはたった4枚。3枚がCriss Crossからで,残りの1枚がBMG(RCA Victor)からの本作です。一時期BMGと契約していたんですね。その頃にはトム・ハレルと組んで数枚アルバムを出しています。この『 Brand New World 』ではつい先日「不良系ラッパ」で紹介したダーレン・バレット(tp)とスティーブ・デイヴィス(tb),それにアーロン・ゴールドバーグ(p)が参加しています。アーロンが参加しているせいか,Criss Cross盤よりも洗練された印象を受けます。アーロンのお得意のローズも実にお洒落。これも愛聴盤です。

          
Jimmy Greene 『 Forever 』2003 Criss Cross
Criss Crossの2作目,今回はワンホーンのカルテット編成です。ピアノはザヴィア・デイヴィスですが,ドラムがジェフ・ワッツに変わっているのがミソ。ジミーはここでは歓喜の叫びをあげたかと思うと,一転,啜り泣きを見せる。緊張と弛緩。自由自在にサックスを扱い,実に色彩豊かな作品に仕上げています。

          
Jim Rotondi 『 iron man 』2006 Criss Cross
今年の冬に出たジム・ロトンディのCriss Cross盤にも参加してました。陳腐な表現ばかりになってしまいますが,ホント,味わい深いソロを奏でます,この人は。でも本作の主役はやはりロトンディなので,ジミーくんはちょっと地味。ジミーだけに。
関係ないけど,ジム・ロトンディのアルバム・ジャケはどれもみんなカッコイイな~。つい買っちゃいます。

          
Tom Harrell 『 Live at the Village Vanguard 』2002 BMG
上記のように,一時期BMGと契約していた頃,トム・ハレルと活動していました。その頃のライブ盤です。正直なところ,トム・ハレルはあまり好みのラッパではないのですが,ジミー狙いで買ったアルバムです。出来はまあまあ。トムはいざ知らず,ジミーのソロはスピード感抜群で,音圧もあり,フレーズはいつもの如く多彩で飽きさせないし,トムがいなければもっと良かったんだけど。

          
Valerio Della Fonte 『 Per un Istante 』2005 Splasc(H)
最後にちょっと変った所で1枚紹介しておきます。リーダーのヴァレリオ・デラ・フォンテはイタリアのベーシスト。でも僕は知りません。当然ジミー狙いで買いです。イタリアの凄腕達にうまく同化し,哀愁感漂う素晴らしいイタリアン・ハード・バップに仕上がっています。パオロ・ビッロ(p),マッシモ・マンジ(ds)が参加しています。

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2006/05/26 | Comment (4) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |
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Comment


naryさん,こんにちは。

相変わらずcriss cross買いまくっていますね(笑)。僕は新譜が出たとき1~2枚買って,しばらくして中古で出ると,大体criss crossの中古は高くても1500円ぐらいなので,かたっぱしから買って行くといった集め方です。だから結構criss crossは持ってるんです。

先程からエルダー・ジャンギロフの新譜聴いているのですが,ちょっとつまらないな~。ハズレかな。

クリス |  2006/05/28 (日) 17:46 [ 編集 ] No.2073


VENTO AZULさん,こんにちは。

>2005年6月の今回の5枚の新作すべて、System Two Studioだし・・・(このスタジオ、ほんと
良い音なんです。)

criss cross の録音ってsystem two recording studioが多いな~とは思っていましたが,他のスタジオとの音の違いには注意して聴いていませんでした。criss crossの音って,みんな同じように聴こえていたものですから。今度から意識して聴いてみますね。

僕もcriss crossは順番買いしてないんです。naryさんは全部買ってるみたいですけど,全部買いだすとコンプリート・コレクションを目指して欲しくないものまで買う羽目になりそうで,僕は買ってません。
おいしそうな所だけ広くつまみ食い,これが僕もスタンスです。

クリス |  2006/05/28 (日) 17:42 [ 編集 ] No.2074


私のところには明日到着です

例によってCriss Crossの全部買いですが、ロジャースとハーランドのコンビが大好きなので最初にこれを聴いてみようかな。

後日UP&トラバさせてもらいます。

nary |  2006/05/28 (日) 14:04 [ 編集 ] No.2075


Criss Cross

Criss Cross昔のようには、買ってないのですけどJIMMYの新作、良さそうですね。
あまり、JIMMYの熱心な聴き手ではないので、(リーダー作は2枚しか持っていません。)最近のプレイぶりをチェックしてみねば・・・
2005年6月の今回の5枚の新作すべて、System Two Studioだし・・・(このスタジオ、ほんと
良い音なんです。)
最後のSplasc(h)のは全然知りませんでした。

VENTO AZUL |  2006/05/27 (土) 11:28 [ 編集 ] No.2076

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