雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

ブログパーツ

スポンサーサイト

   ↑  --/--/-- (--)  カテゴリー: スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

(記事編集) http://jazzlab.blog67.fc2.com/?overture" target="_new

--/--/-- | Comment (-) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Amsterdam Jazz Quintet 『Portraits』

   ↑  2006/06/27 (火)  カテゴリー: 未分類

ロベルト・ヤン・ヴァーミュラン(Rpbert Jan Vermeulen)はオランダの中堅のピアニストです。オランダのハーグ王立音楽院を卒業後,若き将来有望なミュージシャンに与えられるPall Mall Swing 賞を受賞。その後はニューヨークに渡り,リッチー・バイラーク,バリー・ハリス,ケニー・ワーナーらに師事し,オランダに帰国後はトム・ハレル,ハーブ・ゲラー,チェット・ベイカーらと競演していました。ここで紹介するアムステルダム・ジャズ・クインテット(Amsterdam Jazz Quintet)は,彼がリーダーとなり1991年に結成されたバンドで,現在までに4枚のアルバムを制作しています。本作は1997年録音の3作目にあたる作品で,トゥーン・ルース(Toon Roos)(ts, ss),バート・ヨリス(bert Joris)(tp)をフロントに据えた2管クインテット編成です。ちなみに現在入手困難なデビュー・アルバム『Signature』(1991 Groove)にはバート・ヨリスではなくデヴィッド・ロックフェラーが参加していました。

全体に欧州らしさが漂う上品で叙情性豊かなハード・バップで,全編メンバーのオリジナル曲で,内半数はヴァーミュランの作曲です。正直なところ,ヴァーミュランにはピアニストとしての際立った個性やテクニックがあるとは思えませんが,その分フロントのトゥーン・ルースとバート・ヨリスの柔らかく絡み合う何とも言えないハーモニーは,よく練られた楽曲の良さも手伝って,強く心惹かれるものがあります。格段取り上げて紹介するほどのアルバムではないかもしれないと危惧していたのですが,やっぱり夜な夜な愛聴してるアルバムなので,思い切って取り上げた次第です。

ちょっと話は逸れますが,この二人がフロントをつとめるアルバムでイヴァン・パデュア(Ivan Paduart)の『A night at the Music Village』というアルバムありますが,今だ入手できずにいる憧れの1枚です。イヴァン・パデュアを収集して分かったのですが,意外にこの人,多作だったんですよね。もう一枚,バート・ヨリスがオランダ・ジャズ界の重鎮であり,Challengeオーナーでもあるベーシスト,ハイン・バン・デ・ゲインと,同じオランダの女性歌手,パウリエン・バン・シャイク(Paulien van Schaik)とのトリオ編成で吹き込んだ『In Summer』が欲しいんですけどね。絶対イイと思うんですけど。これは。

さて,本作のジャケットに何やら数人の名前がレイアウトされていますよね。実はこのアルバムはジャケットに描かれている各界の著名人からインスパイアされて作曲された曲で構成されているんです。取り上げられている有名人は以下の9人です。

1)ブリジット・バルドー(Brigitte Bardot)
2)ゲイリー・カスパロフ(Gary Kasparov)
3)ニック・リーソン(Nick Leeson)
4)スーパーバリオ?(Superbarrio)
5)ペレ(Pele)
6)ダライ・ラマ(Dalai Lama)
7)ジョン・クリーズ(John Cleese)
8)リゴベルタ・メンチュウ(Rigoberta Menchu)
9)M.C.エッシャー(M.C.Escher)

さて,何人ご存知ですか?
ゲイリー・カスパロフは世界チェス・チャンピオン。ニック・リーソンは英国最古のマーチャント・バンク,ベアリングズ銀行をたった一人で破綻に追い込んだトレーダー。ジョン・クリーズはモンティ・パイソンなどでおなじみの脚本家兼俳優。リゴベルタ・メンチュウはメキシコ先住民擁護活動家だそうです。1972年にノーベル平和賞をとっています。M.C.エッシャーは建築家であり画家。下の絵の作者と言った方がわかりやすいでしょうか。

            

正直,曲と人物像が結びつかないですけどね。まあ,ジャズのタイトルなんていい加減なものですから。
でも,本作は作曲と編曲のセンスの良さで最後まで聴かせてしまうとってもお上品な欧州ハード・バップで手放せません。

関連記事

(記事編集) http://jazzlab.blog67.fc2.com/blog-entry-869.html

2006/06/27 | Comment (0) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |
この次の記事 : Brad Mehldau 『 House on Hill 』
この前の記事 : Jerry Bergonzi 『 Tenor of the Times 』

Comment

コメントを投稿する 記事: Amsterdam Jazz Quintet 『Portraits』

お気軽にコメントをぞうぞ。
非公開 (管理人のみ閲覧可能なコメント) にしたい場合には、ロック にチェックを入れてください。

  任意 : 後から修正や削除ができます。
  非公開コメントとして投稿する。(管理人にのみ公開)
 

Trackback

この次の記事 : Brad Mehldau 『 House on Hill 』
この前の記事 : Jerry Bergonzi 『 Tenor of the Times 』
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。