雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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OAM Trio 『 Flow 』

   ↑  2006/07/12 (水)  カテゴリー: 未分類

アーロン・ゴールドバーグ(Aaron Goldberg)と言えば,兎に角『 Flow 』(2002 FSNT)が傑出した出来の良さです。これまでにゴールドバーグ名義とOAM Trio名義で3枚づつのアルバムをリリースしていますが,なんと言ってもこの『 Flow 』の鮮烈な印象が忘れられません。

ご存知のようにOmer Avital (b), Aaron Goldberg (p), Marc Miralta (ds)の頭文字をとってOAMと名づけたトリオ・ユニットですが,アヴィタルがイスラエル出身,ミラルタがバルセロナ出身,ゴールドバーグがボストン出身の多国籍ユニットです。そのことが少なからず彼らの作り出す音楽性に影響を与えていると思われます。OAM Trioの1999年のデビュー盤『 Trilngual 』や彼名義の1999年『 Turning Point 』,2001年『 Unfolding 』も決して駄作ではなかったし,それなりにニューヨーク・アンダーグラウンドの先進気鋭のジャズという点では目を見張るものがありましたが,今ひとつ,ゴールドバーグ度が低い感じが否めなかったのも事実です。しかし,本作ではstage upしたone and onlyのゴールドバーグ・ワールドが全編にわたり聴くことが出来ます。

3人が繰り出すジャズは今までに聴いたことのない強烈な独特のノリで疾走していきます。アヴィタルの顔も野獣のようですが,演奏もまさに野人です。アンプに頼った柔なベースマンが多い昨今,彼は弦を力いっぱい指盤に叩きつけながら,少々のピッチのぶれなど物ともせず猛々しく弾きまくります。ミラルタもこれに負けじと次々と斬新なリズムを繰り出します。ゴールドバーグは知性的ではあるけど,決して行儀の良い優等生ではなく,臨界点ギリギリでの鋭角的先進的フレーズを連射していきます。

コルトレーンの<Equinox>から始まり,最後のガレスビーの<Con Alma>まで,どれも非常に個性的で存在感のあるアレンジが施され,全く飽きることのない,捨て曲なしの全8曲。現代のピアノ・トリオの新機軸を打ち立てた傑作だと思います。

【愛聴度 ★★★★★】

OAM Trio 『 Flow 』 2002 FSNT
Omer Avital (b)
Aaron Goldberg (p)
Marc Miralta (ds)
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