雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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Enrico Pieranunzi 『 No Man's Land 』

   ↑  2006/07/22 (土)  カテゴリー: 未分類

TV TOKYO の深夜のニュース番組「ワールド・ビジネス・サテライト」の7月21日の放送で, 「クチコミで仕掛ける! 脅威の主婦パワー」と題した放送がありました。

レポーターが訪れたイベント会場には300人ほどの女性。彼女達に30社もの企業が次々と新製品のサンプルを無料で配り,新製品のPRをしていくという内容でした。実は参加者の1/3は個人のBlog持っていて,彼女達は家に帰ってそれら商品の宣伝をBlogで行うこと,いわゆる<クチコミ>効果を参加企業はねらっているのだそうです。もちろんblogに書くかどうかは自由ですし,「おいしくなかった」「効果なかった」などのマイナス意見もOKです。

ブロガーの<クチコミ>を利用した企業戦略が最近は重要視されているといった主旨であったわけですが,そこまでは良いのですが,最後にメインキャスターの小谷真生子さんがこういうわけですね。「でも企業から報酬があるわけでもないのにわざわざBlogで宣伝するのね~。よく分からないわね。」(正確ではありませんが,こんな内容だったと思います)
すると隣に座っている男性アナウンサーが「やっぱり個人が情報を発信したいんじゃないでしょうかね。」とすかさず答えるといったやり取りがあり,このコーナーは終わりました。

まあ,そういう僕も同じようなことをしているな~と自分に照らしあわせてしばし考え込んでしまいました。忙しい時間を割いて,誰に頼まれるわけでもなく,止めようと思えばいつでも止められるのに,何だかんだと1年もジャズの記事を書き続けてしまって,ふと,何でこんなことしてるんだろうと思うこともあります。僕は決して「情報を発信したい」わけではないと思っています。というより「情報を共有したい」「自分が気に入った好きなものを同じ趣味嗜好を持った人々と分かち合いたい」という気持ちが強いから,お金にもならない,一見無駄とも思える作業をこうして続けていけるのだろうと思ったりしています。

つまりは,好きな物,好きな音楽を人に<sending>するのではなく,人と<sharing>する事の喜びをBlogを通じて味わうことができると,最近は実感しております。

サンプル百貨店のHPは こちら

今日も前回に続きエンリコ・ピエラヌンツィの愛聴盤を取り上げてみたいと思いますが,こうしてあらためてCD棚に並ぶピエラヌンツィのアルバムを眺めていると,この人って万人が認める名盤ってないんだなーって思ったりしています。ビル・エバンスのRIVERSIDEの4部作や,キース・ジャレットの『 KOLN CONCERT 』,オスカー・ピーターソンの『 We Get Requests 』みたいな,そのミュージシャンの存在を決定つける歴史的名盤って,ピエラヌンツィの場合はないんじゃないのでしょうかね(僕が知らないだけかも)。

ということ事で,それじゃ勝手に好きなアルバムを挙げてみよかと思いますが,実はこの人,かなりの多作で,しかも昔のアルバムには既に廃盤で高額商品にのしあがっている作品も多く,たとえばIDAが復刻したチェット・ベイカーとの競演盤『 Soft Journey 』,Philologyのフィル・ウッズとの競演盤『 Elsa 』,オモチャのピアノを弾いているジャケのMusica Jazzの『 In That Dawn Of Music 』,それからレアではないけど,どうも好きになれないEGEAの一連のアルバム群などは聴いていないので,あんまりピエラヌンツィの作品について,あーだ,こーだと偉そうなことは言えませんけどね。

前回の記事の中でも愛聴盤として挙げましたが,この1989年の『 No Man’s Land 』(Soul Note)は,昨日,VENTO AZULさんからの一押しの称号を頂いたアルバムです。う~ん,これは非常にイイです。個人的にはマッズ・ヴィンディング(Mads Vinding)の『 The Kingdom 』(1997 STUNT)でのピエラヌンツィがベストと思っていますが,こうして久しぶりに『 No Man’s Land 』を聴いてみると,これも実に品格のある素晴らしい作品です。よく欧州ピアニストに対して<叙情的な>という形容詞を使ってしまいますが,本当の<叙情性>は彼のようなピアニストに使われるべき形容であるとつくづく感じます。ピエラヌンツィの深遠な陰影をもった音列。寄り添うマーク・ジョンソンのベース。1曲目のタイトル曲<No Man’s Land>の美旋律が気持ちよくスピーカーから解き放たれら瞬間,本作が名盤であることを確信するでしょう。M-5<land breeze>でも高速アドリブなど,今まで何処で聴くことができたでしょう。彼の超人的技巧を持って初めて実現される究極の美の世界。

ピエラヌンツィはどうも神経質で堅苦しくて駄目だという方。『 No Man’s Land 』を聴けば絶対彼のファンになりますよ。
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2006/07/22 | Comment (10) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment


お疲れ様です。

出張中でお忙しいのに、コメント入れてくださって、ありがとうございます。
お疲れではないですか?

僕は大学5年の時、夏休みの一か月を利用して、西海岸を一人旅したことがあります。毎日夜はレストランでジャズを聴いていました。ライブハウスはほとんどなかったと記憶してます。ほとんどのライブはグリル&レストランのような場所でやっていて、フィル・ウッズをはじめ、有名無名の様々な演奏を聴きましたよ。

米国でのミッションが成功して、無事帰国されることを、心よりお祈り申し上げます。

では、お元気で。

criss to 中年音楽狂さん |  2008/05/10 (土) 23:49 [ 編集 ] No.2170


TBさせて頂きました

crissさん,こんにちは。当方ブログにコメント頂きましてありがとうございました。逆TBのご挨拶です。

私は現在米国に出張中ですが,ライブでジャズに触れる機会はほとんどありません。本日のディナーは"Live Jazz Music"という惹句にひかれてSFのローカル・レストランに行ったのですが,演奏は全然面白くありませんでした。ドラマーが4ビートよりも8ビートの方が明らかに得意とわかってしまうというのはやはりなんだかなぁの世界でした。

客層は旅行代理店がセットしたような欧州からのツアー客がバスで大挙して押しかけていましたが,それほどの店ではないというのが正直なところでした。もちろん,日本のジャズ・ファンならもっと真っ当な場所に行くでしょうが,旅行代理店のアレンジは信用できないと痛感させられました。

で肝腎のPieranunziですが,このアルバム,もっと世の中で評価されるべきと思います。また,crissさんのお勧めのEnricoのアルバムは私の考えとほとんど同じです。ご同慶の至りだと勝手ながら思ってしまいました。

中年音楽狂 |  2008/05/09 (金) 15:02 [ 編集 ] No.2171


今年もよろしく。

2006年のベスト盤をアップしていましたが,ピアノ篇とテナー篇を書き終えた時点でタイムアップ。2006年も終わってしまって,アルト篇とトランペット篇は2007年に持越しです。

martyさんから以前教えてもらった,トロティニョンの新譜,とっても気に入っています。どうもありがとうございました。

では,本年もよろしくお願いいたします。

criss to marty |  2007/01/01 (月) 00:50 [ 編集 ] No.2172


Trio Acoustic

クリスさん、こんばんは。
確かにCD-R盤は損した気分ですね。私も音の違いまでは分かりませんが、高級なCD-PLAYERでは再生できないようですね。
Autumn Leavesはオリジナル盤と同じバンダナを巻いた女性のジャケです。HMVやVento Azulさんでは在庫分を確保したと書いてましたね。HMVでは1960円ですしね。

そろそろ今年のベスト10がアップされると思います。
期待しています。

Marty |  2006/12/27 (水) 23:40 [ 編集 ] No.2173


悩むな~,

ご教示ありがとうございます。
僕は両者の音に違いまでは分からないと思うのですが,何となくCDRを掴まされると損をしたような気分になっちゃいますね。

Trio Acoustic「Autumn Leaves」はgatsのコンピを持っているから,Pannon盤はいらない,と思っていましたが,1500円なら欲しいですね。今週末にでもショップで探してみます。

ところで,ジャケットはオリジナルと同じでした?

criss to marty |  2006/12/27 (水) 22:55 [ 編集 ] No.2174


フォーマット

クリスさん、こんばんは。
私も良く分かっていないのですが、プレス盤は、中心のところに、音楽CD用の番号もしくはタイトルが刻印されています。CD-Rの場合は、CD-Rの製品番号が入っているので、ここを見れば明らかに分かると思います。「Long Ago」はNORMA盤の再発の第1弾はプレス盤だったようですが、それ以降はCD-Rのようです。私のはNORMA盤ではないのですが、アーティスト本人が焼いたCD-R盤でした。Igmodが倒産しちゃったので、これはプレス盤を探そうとすると、中古しかないと思いますが、裏面を確認できるかがポイントですね。

ところで、Trio Acoustic「Autumn Leaves」のPannon盤を入手しました。1523円という安価だった為、Gats盤に含まれていない2曲を聴いてみたかったからです。CDでオリジナル盤の良さがあるかどうかですが、若干音が良いように思います。「All of You」は音量が低かっただけに、こちらは結構期待以上でした。
では、また。

Marty |  2006/12/23 (土) 23:50 [ 編集 ] No.2175


フォーマット

こんばんわ。

martyさんは詳しいですね。僕はあまりこの辺の話に無知なのでよくわかりませんが,プレス盤とCDR盤があったらプレス盤の方が良いのは分かりますが,はたして音の違いが僕の耳で聞き取れるかは疑問です。

ちなみに僕の「long ago」はプレス盤でした。

ところで,基本的な質問ですが,「プレス盤は記録面がシルバー」と認識しているのですが,それでいいのですか?もっとちゃんとした見分け方があったら教えてください。

criss to marty |  2006/12/23 (土) 00:01 [ 編集 ] No.2176


フォーマット

こんばんは。
私も「No Man's Land 」をもっていますが、プレス盤ですね。
最近では、Jay Epstein「Long Ago」、Phil Markowitz「In the Woods」、Jeff Hamilton「It's Hamilton Time」はCD-R盤もあるようですね。全てがCD-R盤だと割り切るかどうかになるのですが、両方あるので封を切るまで分からないというのが、消費者側には不利ですね。ちなみにPhil Markowitzの「In the Woods」は、ジャケの裏面が正規盤はきちんと印刷されていますが、CD-R盤はコピーでデザインが違うので見る人が見れば見分けがつくようです。

Marty |  2006/12/20 (水) 23:45 [ 編集 ] No.2177


フォーマット

トロさん,はじめまして。
レスが遅くなってすみません。

僕は「No Man's Land 」を2枚持ってますが,
どちらもプレス盤のようです。

それにしても,CDR盤が存在するのにはびっくりです。
プレス盤からのコピーとは違うのでしょう?

criss to トロさん |  2006/12/19 (火) 23:27 [ 編集 ] No.2178


フォーマット

検索してたどり着きました。
教えていただきたいのですが、PieranunziのNo Man's LandはCD-R作品なのでしょうか?
開けてびっくり、というかがっかりしています。音楽とは別の部分ではありますが・・・。

トロ |  2006/12/15 (金) 16:23 [ 編集 ] No.2179

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