雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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Enrico Pieranunzi & Horns 『 Evans Remembered 』

   ↑  2006/08/16 (水)  カテゴリー: 未分類

今,Enrico Pieranunzi(エンリコ・ピエラヌンツィ)の新作,『 Live Conversations 』を聴きながら書いているのですが,Dado Moroni(ダド・モロニ)との連弾という,僕としてはちょっと嫌いな部類のフォーマットではありますが,なかなか愉しいアルバムです。ダド・モロニって人,初めて聴いたのですがかなり巧いですね。ちょっとブルージーな感じがピエラヌンツィのクラシカルな技巧と対比され,先が読めないこれぞインプロビゼーションの醍醐味が味わえる秀作ではないでしょうか。でもちょっと二人とも弾き過ぎではあるけどね。それと,モロニって,時々うなるし,足踏みしてリズムを取っったりもするし,ちょっと煩いかな。

で,今日は同じピエラヌンツィの2001年,VVJからリリースされたアルバム『 Evans Remembered 』について触れてみたいと思います。 “ & Horn ”とあるとちょっと敬遠されがちですが,このhornっていうのが,何を隠そうFabrizio Bosso(ファブリツィオ・ボッソ)とRosario Giuliani(ロザリオ・ジュリアーニ)なんですね。表ジャケットにも全く二人の名前がクレジットされていないので,見過ごされやすいアルバムですが,なかなか内容の良いアルバムです。近年のピエラヌンツィの作品の中では一番のお気に入りです。

ボッソ,ジュリアーニ,そしてクラリネットのGabriele Mirabassi(ガブリエル・ミラバッシ)の3管フロントというsextet編成で,このクラリネットを入れちゃうあたりがピエラヌンツィらしいわけで,品格のあるハード・バップ&チェンバー・ジャズ・アルバムに仕上がっています。

ガブリエル・ミラバッシはご存知ピアノのジョバンニ・ミラバッシの実兄ですが,EGEAに数多くの吹き込みのある実力派です。ミラバッシが参加しているあたりからして,単なるハード・バップではないことは察し付くと思いますが,ミラバッシとピエラヌンツィのデュオやピエラヌンツィのソロなど,EGEAの匂いが漂うノーブルな楽曲も楽しめます。一方でピエラヌンツィの洒落たアレンジが冴える3管ハード・バップもあったりと,とっても色彩豊かなアルバムで,イタリアン・ハード・バップ好きにも,EGEAファンにも楽しめるオススメ盤です。

タイトル通り,エバンス縁の楽曲が5曲,ピエラヌンツィのオリジナルが6曲の構成です。エバンスの『 You Must Believe in Spring 』の中から《Song from M.A.S.H.》,『 I Will Say Goodbye 』から《Seascape》,『 Exploration 』から《Elsa》,そして《Blue in Green》などが取り上げられています。

ピエラヌンツィの作品の中には気難しいアルバムや『 Moon Pie 』のような超駄作もあり,食いどころによっては腹を下しかねませんが,本作は比較的穏やかで快調なピエラヌンツィが楽しめる好盤ではないでしょうか。それからボッソのソロもメチャクチャカッコイイし,ピエラヌンツィの作品群の中では異色ですが,誰にでも親しまれる隠れた名盤だと思って書いてみました。
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2006/08/16 | Comment (2) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |
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Comment


ピエラヌンツィってね,

アルバムによっては,嫌いなのも結構あるのに,好きなものはかなり好きです。で,これは大好き。

最新のモロニとの連弾は,,,どうかな~。まあ,気分によっては心地よいけど,ちょっとね。

すずっくさんも昨日,この「エバンス・リメンバード」聴かれていたんですね。

>随分前にも違うところで、宣伝してみたけど、あまり反応なかったけど。。
どこですか?すずっくさんのブログ内検索してもヒットしなかったけど。
以前から思ってたけど,すずっくさんのブログにある「ブログの中」での検索って,なんだか上手く検索できないんですよね。なんでだろ?

>随分前にも違うところで、宣伝してみたけど、あまり反応なかったけど。。
やっぱり偉いピエラヌンツィの前ですからね,なかなか破目を外せないんじゃないかな。でも各自のソロなんか,結構気合入っているように感じるけどね。

criss to suzuck |  2006/08/18 (金) 23:55 [ 編集 ] No.2260


あぁぁ。。

>ピエラヌンツィの作品群の中では異色

素通り、、できないわ。。。
そう、、私が好きなピエラヌンツィ盤ですからねえ!

随分前にも違うところで、宣伝してみたけど、あまり反応なかったけど。。
クリスさん、、こういう所、、気が合いますよね。。
う~~ん、冷房で冷えたからだには、いいかもねぇ。。
このピエラヌンツィは、、やっぱ、いいです。
都会的熱さ。。
この人がほんのちょっと苦手なのは、なんつうか、、あまりにきっちりしたアレンジつうか、、なんつうか、、私に絶対ないきちんとした性格をかんじるからかなぁ。。
(ごめんなさいね、凄く好きなピアニストだ、って言ってるのにね。基本的にはホント好きなんですよ)
でも、これって、若手メンバー、ピエラヌンツィに多少かいなされてはいるものの、メンバーの若さ、エネルギーがその辺を「浸食」してるからかな。。
なんか、好きなんですけど。。はい。。

すずっく |  2006/08/17 (木) 12:47 [ 編集 ] No.2261

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