雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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Fay Claassen 『 Sings Two Portraits of Chet Baker 』

   ↑  2006/08/26 (土)  カテゴリー: 未分類

Ivan Paduart(イヴァン・パドゥア)の大好きなアルバムに『 A Night at The Music Village 』という2枚組みがあります。1983年のライブ盤で,2枚のうち1枚はトランペットのBert Joris(バート・ヨリス)とテナーのToon Roos(トゥーン・ルース)の2管フロント・ハード・バップのセットで,もう1枚はヴォーカルのFay Claassen(フェイ・クラーセン)にスポットライトをあてたセットを収録しています。バート・ヨリスとトゥーン・ルースは以前に当ブログでも紹介したオランダのAmsterdam Jazz Quintetのメンバーで,本国では結構有名なミュージシャンです。このアルバムはイヴァン・パドゥアの追っかけで購入し,しかもAJQのメンバーが参加しているということで期待して聴き始めたのですが,なんと,一番素晴らしかったのはそれまで全く知らなかったフェイ・クラーセンだったのです。これが思わぬ収穫で,うれしくて当時は毎晩,寝際にこのクラーセンのディスクばかりを聴いていたものです。歌唱力の素晴らしさは当然として,この人の個性はスキャットにあります。こんな美しいスキャット,滅多に聴けるもんじゃありません。そしてハスキー系にして瑞々しく透明感のある声質。低くザラッとした感触で歌い始め,最後に爽やかに高域に抜ける歌声は,清楚であるのにセクシーさも同居する不思議な印象を受けます。まあ,こういうジャズ・ヴォーカル物は理屈じゃありませんので,好きか嫌いか,最初の第一印象で決まっちゃいますからね。

で,彼女がチェット・ベイカーの生誕75周年記念企画として制作したアルバムが2枚発売になりました。輸入盤は今年の2月に発売になっていますが,国内盤はvol.1が6月に,そしてvol.2が今月に発売になりました。Vol.1はチェット・ベイカーの愛唱歌をクラーセンが歌うといった趣の企画で,丁度,チェット・ベイカーの『 Chet Baker Sings 』 (Pacific)の雰囲気です。トランペットにはヤン・ヴェッセルズが参加し,これまた哀愁のある儚い音色でチェットの世界に迫っています。バックは晩年のチェット・ベイカーとツアーを共にしたHein Van de Geyn(ハイン・ヴァン・デ・ゲイン)とJohn Engles(ジョン・エンゲルス),それに美メロの名手Karel Boehlee(カレル・ボエリー)とくれば,食指が伸びないはずがありません。

Vol.2は,ジェリー・マリガン=チェット・ベイカーのピアノレス・カルテットのレパートリーを演奏しているのですが,ここでクラーセンは,チェット・ベイカーのトランペットの演奏をヴォーカリーズで全編歌い上げています。当然,スキャットですが。ですからVol.1に比べてちょっとアーティスティックな作品に仕上がっているわけで,クラーセンを初めて聴く方はVol.1を買われたほうがよろしいかと思います。

というわけで,このクラーセン,10月には横濱JAZZプロムナードで来日します。あ~,観に行きたいな~。行けるかな~。

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2006/08/26 | Comment (3) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |
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Comment


買いました

クリスさん、こんにちわ、monakaです。一昨日横浜ジャズプロムナードで買ったアルバムはクリスさんのオススメでした。ただ1983年の録音ですと、フェイ・クラーセンは14才になってしまいます。2002年の書き違いと思います。Ivan Paduartは最新アルバムで気にって遡っているような感じです。横浜ジャズで名前を見てびっくりした次第です。

monaka |  2006/10/10 (火) 22:45 [ 編集 ] No.2270


羨ましいですね。

monakaさんは計画が立てられて羨ましいです。
僕は仕事柄,緊急事態が多いので,計画通りにならない事が多く,人気コンサートの予約はほぼ無理です。
その腹いせにCD買いまくりで発散しているんですけどね。

criss to monaka |  2006/08/27 (日) 21:56 [ 編集 ] No.2271


楽しみです

monakaです。こんにちわ、夏休みは充分楽しみましたか。私も仕事の関係上横浜jazzは1日しかいけませんが、今年は横浜みなとみらいホールに居座るかなと思っています。ロブ・ヴァン・パヴァン・トリオ、the kankawaa quarutet,向井滋春、フェイ・クラーセンバンド、ルイス・バン・ダイク・カルテットの陣容です。他にラリー・フランコ・イタリアン・グループとか峰厚介、マティアス・スベンソンがきになりますが、当日まで食事の時間、お酒の時間なども含め計画していく事になります。恒例の楽しみになってきました。ハクエイ・キムとの出会いもここからでした。






monaka |  2006/08/27 (日) 00:00 [ 編集 ] No.2272

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