雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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Jesper Bodilsen Trio 『 Mi ritorni in mente 』

   ↑  2006/09/29 (金)  カテゴリー: 未分類

僕ら医師,特に大学に籍を置いているものにとっては,これから年末にかけては学会シーズンで忙しくなってくるのですが,僕も来月20日の「癌治療学会」を皮切りにいくつかの学会,および専門医試験などか重なり,超多忙になること必至なのです。先程まで発表のためのスライド制作などをしていて,今,ちょっと一息ついたところです。ふ~,疲れる。この季節は毎年,憂鬱になるんですよ。しばらく禁欲生活を強いられそうです。学会発表とうるさい上司さえいなければ,勤務医生活もまんざら悪くないんだけどね。必然的にブログ更新も減っちゃうかな。まあ,仕事第一ですから仕方ないですね。

で,今聴いているのがStefano Bollani (ステファノ・ボラーニ)の『 Mi ritorni in mente 』。一応,名義はJesper Bodilsen(イエスパー・ボディルセン)になっています。2003年のstunt(原盤はsundance)から発売になった作品ですが,この組み合わせ,ちょっと意外でしょ。ライナーノーツによると,2002年のJazzper賞を受賞したエンリコ・ラヴァがコペンハーゲンで開かれた受賞式典にボラーニを同行させ,そこで地元のバックミュージシャンであるボディルセンとルンドと競演したのがきっかけで交友が生まれたそうです。<それまでボディルセンはボラーニのレコードを聴いたことが無かったので,そのすばらしい才能に驚いた>と書いてありますが,プロのミュージシャンって,結構そんなものなんでしょうかね。他人のレコードは聴かないんでしょうかね。

この『 Mi ritorni in mente 』は,僕の中ではボラーニ・ベスト3に入る愛聴盤です。同メンバーで2005年にやはりstuntから『 Gleda 』というアルバムを出してますが,それよりも遥かに本作の方が好きです。本作は《 Nature Boy 》,《 How Deep is The Ocean 》,《 Someday My Prince Will Come 》,《 The Summer Knows 》などのスタンダード曲を中心に,《 Se non avessi piu te 》やタイトル曲《 Mi ritorni in mente 》などのカンツォーネ,イタリアン・ポップスや,《 Liten Karin 》のようなスウィーデン民謡なども取り上げていて,まずはその選曲眼の素晴らしさに脱帽です。

《 Se non avessi piu te 》(君なしでは生きていけない)はvenusの『 Ma L’Amore No 』でも彼自身のヴォーカル入りで演奏していました。あれはあれで良かったですけどね。M-1《 Nature Boy 》の4分33秒からの熱情的に激しく始まるボラーニのソロ。M-5《 Mi ritorni in mente 》の儚くメランコリックなテーマから徐々に激しく鍵盤をかきむしるソロ。M-8《 The Summer Knows 》のボディルセンのマイナスイオンをたっぷり含んだ音色にうっとりしている間もなく,4分37秒からの16分連続フレージングで昂揚していくボラーニの瞬間激情型の美旋律にもハッとさせられ,M-9《 Liten Karin 》で優しくボディルセンの奏でる民謡旋律に優しく包まれ,<やっぱり,ボラーニ最高,おまえは他の誰とも違う熱い血を持ってるぜ!>なんて,深夜,1人で興奮したりして,ちょっと恥ずかしいかな。

P.S. つい最近ECMから発売になった『 PianoSolo 』。はまってます。特にM-13《 On the street where you live 》。僕の大好きなこの曲を録音してくれただけでまずは感謝。こんなイマジネーション豊かな素敵なアレンジで《 On the street ~》を聴けるなんて,シアワセ。『 PianoSolo 』を聴きながら,益々ボラーニを好きになっていく自分に気づきました。
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2006/09/29 | Comment (16) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment


Eric Gould

クリスさん、こんにちは。
先の4作の私的順位は、1.George Essihos「Extraordinary Measures」、2.James Dickenson「Cakewalk」、3.Richard Hindman「Once I Loved」、4.Gerard Hagen「Far Horizons」の順かな。
でも、この4作より、クリスさんには、Eric Gouldの「Miles Away...Wayne in Heavy」の方が良いのではないかと思います。確かMilesもWayne Shorterも好きだとおっしゃてたはず・・・。ジャズ批評91頁掲載のものです。Speak No EvilやSeven Steps to Heaven等なかなかスリリングな曲が多いので、結構楽しめました。Moonksの小山さんの発言通り、もっと評価されていいのではないかと思いました。

Marty |  2006/10/09 (月) 13:37 [ 編集 ] No.2353


Re:martyさん,あいかわらず

クリスさん、おはようございます。レア盤は、「男の隠れ家」に掲載されていた某店の中古で入手しました。あれから全部聴き直しました。
James Dickenson「Cakewalk」は、Oscar Petersonの名曲で始まり、スウィンギーな曲と甘めの曲とをうまく組合せてますね。全14曲のうち5曲がHarald Juliussenの曲。
Richard Hindman「Once I Loved」は、1曲目のpauloが絶品です。また,最後のTennessee Waltzも聴かせてくれます。
George Essihos「Extraordinary Measures」は、長い間クラシックで音楽を培ったのではないかと思わせる前半。しかし、後半のBlue Bossaから絶好調、Boday And Soulで一気に頂点に。全体的に美しすぎるピアノの音色・・・Baldwin SF-10 Concert grandに惹かれます。4枚の中では、これが一押しかな。
Gerard Hagen「Far Horizons」は、全体的に端正且つスウィンギーなジャズを聴かせてくれます。一部Asが入りますが、これがアクセントになって、効果的です。
Ben AdamsはVib奏者です。本盤の購入目的は、澤野デヴュー前の山中千尋がFendar Rhodesを弾いていること。山中のソロパートもあり、興味深い盤です。

Marty |  2006/10/08 (日) 09:43 [ 編集 ] No.2354


martyさん,あいかわらず

隙間狙いのレア盤漁りがお得意のようで(笑)。

>James Dickenson「Cakewalk」,Richard Hindman「Once I Loved」,George Essihos「Extraordinary Measures」,Gerard Hagen「Far Horizons」の4枚も買ってしまったので

この中で一番よかったのはどれですか。教えてくださいね。今後の購入の参考にしたいので。

ところで,ベン・アダムスって,じゃずの人?

criss to marty |  2006/10/03 (火) 22:20 [ 編集 ] No.2355


その2

Juraj Stanikの「Shaken Not Stirred」は1年程前に購入しました。Peter Beetsのお兄さんがベースを弾いている作品ですよね。ゴツゴツとした感ながらも結構力強い作品で印象に残っており、今でも時々聴いています。

今日は正しく雨の日だったので、クリスさんのHPを見ながら、井上陽介「Back To The Groove」,Joan Monne「Mireia」,Ben Adams「The Figured Wheel」,Vladimir Ashkenazy「Chopin:Polonaises」を聴いていました。

Marty |  2006/10/01 (日) 21:31 [ 編集 ] No.2356


ありがとうございました

クリスさん、こんばんは。
>そういえば,massimo parenteの購入を躊躇しているっておっしゃって
>ましたっけ。martyさんだったですよね?

そうです。最近中古で出ているのを見つけたのですが、James Dickenson「Cakewalk」,Richard Hindman「Once I Loved」,George Essihos「Extraordinary Measures」,Gerard Hagen「Far Horizons」の4枚も買ってしまったので、財布と相談して、Massimo Parenteは断念したんですよ。

Shelly Bergは現在「Pieces of Strings」を注文中ですが、抱合せの関係で、もう少し待つ事になりそうです。実は「Meldau/Metheny」もこれと同時注文なので、未聴なんです>

Marty |  2006/10/01 (日) 21:21 [ 編集 ] No.2357


バトン,受け取りましたよ

早速,書いてみました。まだ,次バトンを受け取っていただける方の項目は書いてませんが。今日,追記しようかと思っています。

>私、ラベルブリューとかで、自由奔放に己の世界を追求してるボラーニも好きです
こっちも紹介したいけど、なかなか、難しいのですよね。。

「I Visionari 」ね,僕は最近中古で買っちゃいました,やっと。新譜として店頭に並んだ時は,ジャケも変だし,メンバー編成も変則的だし,それにlabel blueだし,たぶん趣味に合わないかなと思ってスルーしたのですが,中古でだいぶ安く売ってたので,買っちゃいました。で,結果的には当たりだったのですが,suzuckさんの仰るとおり,書くの難しいですね。

昔だったら,こういうの,僕全然駄目だったんですよね。でも,こんなジャズが聴けるくらいに,やっと僕の耳も追いついてきたのかな~と思っています。

DUにこれを売り払った人は,数年前の僕みたいな人なんだろうな~と,聴きながら思っていました。

それにしても,「I Visionari 」でサックス吹いているMirko Guerrini,結構巧いので感心しています。

criss to suzuck |  2006/10/01 (日) 09:00 [ 編集 ] No.2358


massimo parente

martyさん,こんにちは。

>ちなみに私の持っているのは、真っ白の分で、ジャズ批評82頁と同じもの
このジャズ批評に掲載されていた真っ白なジャケ,はじめ見たとき,ミスプリントかと思いましたよ。下2/3の路面電車の写真が抜けちゃてるとね。

そういえば,massimo parenteの購入を躊躇しているっておっしゃってましたっけ。martyさんだったですよね?
昨日,聴き直してみたのですが,まあ,悪くは無いのですが,あっさりしていてかなり甘口なんですよ。そのあたりが物足りない感じがします。

あの「ジャズ批評」No133で言うと,ロベルト・シッペリの E.S.P.Trio や Shelly Bergなども同系の甘口ピアノで,僕的には?かな。

でも,martyさん,Juraj Stanikの「Shaken Not Stirred」は凄く良かったですよ。もうお持ちですか?最近出た新作よりも僕はこっちの方が好きですね。力強く,爽やか。

criss to marty |  2006/10/01 (日) 08:40 [ 編集 ] No.2359


追伸

ええと、、管理人バトン、て、のがまわってきて、、
このブログを紹介させていただきました。
ばとんは、回さなくてもよいそうです。
よかったら、時間が出来たときに、みてください。M(__)M

すずっく |  2006/09/30 (土) 10:46 [ 編集 ] No.2360


私も好き。

私は、路面電車です。
学会、発表側は大変ですよね。がんばってください。
あと、、専門医の試験も!

私、ラベルブリューとかで、自由奔放に己の世界を追求してるボラーニも好きです
こっちも紹介したいけど、なかなか、難しいのですよね。。
彼の才能に文章がまったく追いつかない。

彼って、最初に聴いたのは5、6年前だとおもうんですけど、、
4年?くらい前に、、ラヴァの日本盤を入院中に毎日聴いてるうちに、、(好きな曲がならんでたからお持ちコミしました)ラヴァでなくて、ピアノの方に恋しちゃったんですよね。
でで、、いろいろ、まじめに彼に注目して聴きなおしてるうちに、この人の個性は何処にいてもきちんとでててるので、、ますます、、ファンになって。。

で、これ、聴いたときには、やっぱ、この人、凄いわ。。って、おもった。
だって、普通の形のピアノトリオで、こういうシリアスなものでも、個性を殺さずに、場をそこなわずに、素晴らしい演奏ができちゃうんですものね。
ソロピアノも、購入しました。随分前についたのですが、、
いまは、これは、、聴きたくても聴けない状態なのです。(意味不明でしょう。。)

長くなってすみません。m(__)m



すずっく |  2006/09/30 (土) 09:14 [ 編集 ] No.2361


ジャケ

ちなみに私の持っているのは、真っ白の分で、ジャズ批評82頁と同じもの(STUCD03182)で、紙ジャケ仕様です。

Marty |  2006/09/30 (土) 01:27 [ 編集 ] No.2362


Re:男の隠れ家

クリスさん、こんばんは。
私も毎号は買ってません。音楽と書斎の特集の時くらいかな。今月発行の11月号は、行き付けの店、ミムラとHard Bopが掲載されてますので、買っちゃいました^^;
確かに羨ましいを通り越していますね。私の場合、はやくミニコンポから脱却せねば・・・。
使っていないスピーカーが勿体無い。もう少しの辛抱なのですが(言迷)

お仕事大変のようですが、お体にお気をつけて・・・。

Marty |  2006/09/30 (土) 01:23 [ 編集 ] No.2363


わお、本当にジャケが違いますね

ジャケ違いがあるなんて知りませんでした。
ちなみに私のは紙ジャケで電車が写っている輸入盤です。(STUCD03182)
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1910353" target=_blank>http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1910353
ここでのボラーニは私も大好き!!
ボディルセンもルンドも聴かせてくれますね。

お仕事大変でしょうが頑張ってください。

nary |  2006/09/29 (金) 23:48 [ 編集 ] No.2364


男の隠れ家

この雑誌,昔は時々買ってたのですが,羨ましくて,そのうち,腹が立ってきて,最近は買っていません。

今月号は買ってみます。いつも僕の知らない情報ありがとうございます。

criss to marty |  2006/09/29 (金) 23:45 [ 編集 ] No.2365


ジャケ違い。

結構,ジャケ違いでの再発って多いですよね。

おそらく,オリジナルは白地に文字だけのジャケ,「ジャズ批評」のNo133に載っているやつですね。その頃はボディルセン・トリオと記載されていましたから。そしてその後にmonakaさんの持っている路面電車のジャケ。そして最近の再発物が僕も持っている電車車内のやつ。そんな感じではないでしょうか。

どうしてこうもジャケを変えるのか?
それは,間違ってだぶり買いさせようとしている,としか思えませんね。

criss to monaka |  2006/09/29 (金) 23:42 [ 編集 ] No.2366


お気に入り

クリスさん、こんばんは。
私もこのCDが大好きです。GLEDAもいいけど、こちらも良いですよね。monakaさんがおっしゃるようにジャケのパターンはいくつもあるようですね。デジパック仕様もあるようですし・・・。
ところで、今月号の「男の隠れ家」はジャズ特集ですね。澤野社長のオーディオルーム等なかなか興味深い内容でした!!

Marty |  2006/09/29 (金) 22:45 [ 編集 ] No.2367


ジャケの不思議

クリスさん、こんにちわ、monakaです。クリスさんの言うこのアルバム私も大好きです。ボラーニの素晴らしい一面もしくは一番本当の面ではないかと思っています。ところでよく解らない点は、SJ誌内で見たジャケは白地に文字、私の持っているのは路面電車が移っているもの、クリスさんのは路面電車の車内ですね。それは私の持っているアルバムの中ジャケにある写真でした。実は2度買いしそうになったのですが、よくわかりません。クリスさんわかりますか。

monaka |  2006/09/29 (金) 22:18 [ 編集 ] No.2368

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