雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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Franco Ambrosetti 『 Movies 』

   ↑  2006/12/02 (土)  カテゴリー: 未分類

2006年夏に MUZAK Enja原盤権の使用契約が切れて,代わりに ward records が原盤権利を取得しました。その ward records から《 WARD/Enja名盤復刻シリーズ 》第一弾として823日にハル・ギャルパーの『 Ivory Forest 』をはじめ11枚がCD化発売され,1122日には第二弾としてトミー・フラナガンの《 Thelonica 》をはじめ10枚が発売になりました。僕としてはあまり食指が伸びない作品ばかりでしたが,LPで所有していて愛聴していたものを2枚だけ購入しました。一枚はケニー・バロンの『 Scratch 』で,もう一枚がフランコ・アンブロゼッティの『 Movies 』です。特に後者は僕がまだ欧州のジャズに無知だった45年前に,その名前の響きと印象的なジャケットデザインに惹かれ,中古LPを購入し,「ヨーロッパにもこんなに上手いトランペッターがいたんだ~」と非常に驚いた記憶があります。


フランコ・アンブロゼッティは1941年生まれのイタリア系スイス人で,60年代以降は主にイタリアを中心に活動しているベテランです。Enjaに数多くの録音を残していますが,いまだCD化されていない作品も多く,これからward recordsからアンブロゼッティの残りの作品もCD化されるのを密かに楽しみにしています。

この『
Movies 』はタイトルが示すように映画音楽に因んだ曲を取り上げています。《 summertime 》,《 Yellow submarine 》,《 that old black magic 》などを演奏していますが,僕は映画『 ラウンド・ミッドナイト』でボビー・マクファーリンが歌っていた《 chan’s song 》やビリー・ホリディで愛唱歌《 good morning heartache 》での歌心に満ち溢れたアンブロゼッティのバラード・プレイに魅力を感じます。音色としてはフレディー・ハバードとアート・ファーマーの中間的なサウンドでしょうか。また,『荒野の七人』の主題歌《 the magnificent seven 》でのダニエル・ユメールの激しく煽るドラムに滅茶苦茶興奮します。そうそう,このアルバムにはジョン・スコが参加していて,全編で彼のソロがフィーチャーされ,本作をより刺激的な作品にしています。


僕もあまりアンブロゼッティのアルバムを所有していないのですが,気に入っているものを少し紹介しておきます。

       
『 a jazz portrait of FRANCO AMBROSETTI featuring GIORGIO AZZOLINI 』1965 Durium
1965年の彼の初リーダー作にして代表作。フランコ・ダントレア・トリオをバックに,少々荒削りながらも若々しく瑞々しい爽快なブローが楽しめます。オリジナルは1枚組みだと思いますが,数年前に再発レーベル,Right Tempo Classic Records を通じてサウンドヒルズから再発されたものは未発表曲や別テイクが追加収録された2枚組みLPでした。僕が所有するのはCDなので1枚組みです。とっても出来はイイのですが,《 like someone in love 》や《 blue in green 》などのテイク2,テイク3などが並んでいて,通して聴くととっても散漫な印象を受けてしまいます。やっぱりオリジナルの曲目で再発して欲しかったですね。

       
『 Sleeping Gypsy 』1979 Gryphon
70年代には時代の流れにのってフージョン寄りのアルバムをいくつか制作していますが,本作はドン・セベスキーのオーケストラ・アレンジによる作品です。CTIのフレディー・ハバードの一連の作品に似た作風です。まあ,大した作品ではありませんが,僕は1曲目のタイトル曲《 Sleeping Gypsy 》は大好きです。いかにも70年代フージョンの音で郷愁を誘います。最近MUZAKから再発されました。

       
The Winners  『 Live At The Dolder Grand Hotel, Zurich 』2000 TCB
ティエリー・ラング・トリオ+アンブロゼッティのカルテット編成による2000年のライブ盤。いつもはナルシスティックな表情でひたすらリリカルなピニスムを披露しているラングですが,ここでは珍しくストレート・アヘッドな演奏を聴かせてくれます。“やっぱりラングは羊の皮をかぶった狼なのね”と感心しちゃいます。激しくアンブロゼッティを煽り,スリリングで高質なライブが記録されています。これはイイですよ。《 autumn leaves 》のヘイリ・カンジグのベース・リフ。これを聴いているだけで何か起こりそうな予感が立ち込めます。

余談ですが,11月号の「JAZZ LIFE 」を見ていたら,disk review のコーナーで《 Columbia/Enja 紙ジャケ名盤コレクションシリーズ 》としてダスコ・ゴイコヴィッチの『 After Hours 』など,10枚の再発盤が掲載されていました。コロンビアもEnjaと契約したのでしょうか? ほんとEnjaって,どうなっているの? 国内配給元も以前は徳間ジャパンだったのがMUZAKにかわり,そして今度はwardと,次々に代わるし。

とは言っても,MUZAK は徳間ジャパンにいた人が独立して立ち上げた会社だし,現在の ward records も徳間ジャパンに販売を委託しているわけだし,結局はずっと徳間が絡んでいるんですけどね。

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Comment


heartbop

僕もあまりアンブロゼッティのアルバム持っていないのですが,フィル・ウッズとやってる,確か「heartbop」だったかな? それが欲しいんですけどね。内容もなかなかとの噂ですし。

「 the winner 」って,以前にすずっくさん記事書いてました?見たことあるようなないような。

なんかね,すずっくさんのブログ内検索って,上手くいかないんですよね~。

criss to suzuck |  2006/12/03 (日) 22:31 [ 編集 ] No.2462


おぉ!!

実は、何げにすき。
The Winnersも大好き。
自分のブログのカテゴリのイタリアのタイトルは
Franco AmbrosettiのアルバムGrazie Italiaからいただきました。
これはもってないのですけど、、、
chan’s song あるのを教えてもらっていまして、、
購入したいなぁ。。ってリストにはいってます。

すずっく |  2006/12/03 (日) 11:44 [ 編集 ] No.2463

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