雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

ブログパーツ

スポンサーサイト

   ↑  --/--/-- (--)  カテゴリー: スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

(記事編集) http://jazzlab.blog67.fc2.com/?overture" target="_new

--/--/-- | Comment (-) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Devid Benoit 『 Great Composers of JAZZ 』

   ↑  2006/12/03 (日)  カテゴリー: 未分類

David Benoit (デヴィッド・ベノワ)という人は,兎に角,L.A.フージョンというかスムース・ジャズというか,そういった軽く爽やかなコンテンポラリーな演奏をさせたら天下一品のピアニストで,今やGRP recordsを代表する売れっ子ミュージシャンです。ですから彼の多くの作品は,真摯なジャズファンからはそっぽを向かれることが多いのですが,中にはしっかりビル・エヴァンスの血を受け継いだストレートな叙情派ピアノ作品を制作しているのです。たとえば,1991年の『 Waiting For Spring 』や1992年の『 Letter To Evans 』などのエヴァンスへのオマージュが色濃く表現された作品では,単にスムース・ジャズとして片付けられない奥深さが感じられます。

上記の2枚以外では『 Great Composers of Jazz 』(2000 vertical jazz)が彼としてはかなりストレートにアコースティック・ジャズに取り組んだ快作だと思います。ベースがBrian Bromberg (ブライアン・ブロンバーグ),ドラムスが Gregg Bissonette (グレッグ・ビソネット)とくれば,揺らぎのないジャストで乗ってくる明快な4ビート物なのですが,3人のヴァーチュオーソぶりが遺憾なく発揮されていて,とにかく気持ちがいい。「所詮,スタジオ系ミュージシャンが譜面見ながら演奏した似非ジャズだろ~。」とおっしゃる方もいるかもしれませんが,たまには《 超絶技巧の快感 》みたいなものもジャズの楽しみにあっていいのではないでしょうかね。ベノワなんてそんじょそこらのジャズ・ピアニストを名乗るミュージシャンよりよっぽどジャズが上手いですよ。

僕が思うに,エバンスのジャズを進化&発展させていったのが欧州で現在活躍している多くの叙情派と呼ばれるピアニスト達だとすると,ベノワはエヴァンスの音楽をより一般大衆化させることに音楽生命をかけたピアニストであったのではないでしょうか。

本作はタイトルが示すように,全曲スタンダード集で,《 Django 》,《 Cakewalk 》,《 Stardust 》などを演奏しています。My favorite song の《 I Love You Porgy 》も入っているからいっそう愛着が沸きます。最後はお約束の《 Waltz For Debby 》で幕が閉じます。

この作品はシリーズ物で,同じアーティストが描いたと思われる絵画がどれも使われていて,vertical jazz のカタログにはベノワの他に,ポール・スミスやスタンリー・クラークなど計6作品が載っています。スタンリー・クラークがパトリーシュ・ラッシェンとやった『 Jazz Straight Up 』は,ジャズ批評『ピアノ・トリオ Vol. 3 』のp81 に紹介されていました。最近,これらのvertical jazz の作品がお洒落なジャケットに改装され,Kind of Blue から再発されていますので手に入れやすくなりました。

ということで,今日はデヴィッド・ベノワの『 Great Composers of Jazz 』を取り上げてましたが,もしこれからベノワを聴いてみようという方でしたら,絶対, 『 Letter To Evans 』をお薦めします。これからの季節に沁みますよ~。
関連記事

(記事編集) http://jazzlab.blog67.fc2.com/blog-entry-954.html

2006/12/03 | Comment (2) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |
この次の記事 : E.S.T. 『 Tuesday Wonderland 』
この前の記事 : Devid Benoit / Great Composers of JAZZ

Comment


はじめまして?

>ところで、消化器外科の専門医試験いかがでしたか?私は半分あきらめちゃってます。

waniさんも外科医ですか?
専門医試験,難しかったです,僕には。
過去問も全部勉強してのぞみましたが,過去問よりずーと
難しかったと思いますが,waniさんはどうでしたか?

どのくらいがボーダーラインなのかわかりませんが,
80点なら絶対落ちるし,60点ならなんとか合格できるかな
といった感じです。

年内には通知が来るんですよね。
あ~,考えただけで心拍数があがっちゃいます。

criss to wani |  2006/12/14 (木) 20:40 [ 編集 ] No.2464


悪くないですね

わたしは、Brian Bromberg目当てで購入しましたが、なかなかよかったですね。おそらく先生と同世代かと推察しますが、Fusion全盛期に学生時代を過ごしています。今ではハードバップにどっぷりですが、時には”真摯なジャズファンからそっぽを向かれるような”超低音モノにも、つい手を出してしまいます。
ところで、消化器外科の専門医試験いかがでしたか?私は半分あきらめちゃってます。

wani |  2006/12/12 (火) 07:14 [ 編集 ] No.2465

コメントを投稿する 記事: Devid Benoit 『 Great Composers of JAZZ 』

お気軽にコメントをぞうぞ。
非公開 (管理人のみ閲覧可能なコメント) にしたい場合には、ロック にチェックを入れてください。

  任意 : 後から修正や削除ができます。
  非公開コメントとして投稿する。(管理人にのみ公開)
 

Trackback

この次の記事 : E.S.T. 『 Tuesday Wonderland 』
この前の記事 : Devid Benoit / Great Composers of JAZZ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。