雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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Flavio Boltro 『 Road Runner 』

   ↑  2007/02/16 (金)  カテゴリー: 未分類

Flavio Boltro ( tp & fluegel )
Eric Legnini ( p & key )
Pippo Matino ( b )
Stephane Huchard ( ds )
Paco Sery ( ds & perc )
Stefano Di Battista ( sax )
Daniele Scannapieco ( ts )
Lous Winsberg ( g )

1999 Blue Note France ( EMI music France )

前回のStephane Huchard (ステファン・ウシャール)のBlue Note France 盤に関連してもう一枚。トレノ生まれのイタリア人トランペッター,Flavio Boltro (フラヴィオ・ボルトロ)の1999年のアルバム,『 Road Runner 』です。ここでもウシャールが針に糸を通すような精度の高いプレーを披露しています。1曲だけですがPaco Sery ( パコ・セリ)が叩いていますが,いつものパコ・セリの手数の多い派手なプレーはしていません。パコ・セリはご存知 SIXUN のメンバーですが,どちらかと言うとザビヌル・シンジケートのドラマーとしての方が有名かもしれませんね。物凄いテクニカル・プレーヤーで,オマー・ハキムを超えているかもしれません。そんなパコ・セリには派手さでは一歩譲るウシャールですが,細部にこだわった緻密なスティック捌きはまさにジャズ職人。フロントを食っちゃうような仕事はしませんが,ちゃんと入れるべきスペースに的確なフィル・インを入れてきますし,リズムは滅茶苦茶タイト。プロ中のプロ,といった感じです。

メンバーから察しがつくようにメインストリーム・ジャズではなくてフュージョンを演奏しています。90年代のフランス・ブルー・ノートの方向性が如実に表出した作品と言えるわけですが,最近はこの手の無国籍風フュージョンって作られているんでしょうかね? ボルトロも2003年制作のBlue Note France 第二作目の『 40°』ではアコースティックに回帰してますし,ファブリツィオ・ボッソとハード・バップ作品(前項あり)なども制作していますから,現在のトレンドは確実にフォー・ビートに向かっているのでしょう。

では,ちょっと簡単に他のメンバー紹介を。

エリック・レニーニ  
バティスタの良き女房役で数々のアルバム,コンサートで競演している名ピアニストですね。純粋にフォービートをやらせても凄く上手いのですが,自己のアルバムではソウルやR&B 的なアプローチもでき,かと思えば昔はキース・ジャレットのそっくりさんとしても有名だったマルチな才能の持ち主です。

ピッポ・マティーノ
イタリアのベーシストでおそらくエレキしか弾かないと思われます。ジャコを完璧にマスターした上でマーカス・ミラーのようなスラップもできちゃう凄腕ベーシストです。以前にもロッコ・ジファレリ,マイク・スターンをフューチャーした彼の作品『 Bassa Tensione 』を拙ブログで紹介しています。詳しくはこちらで。

ルイ・ウインスバーグ
フランスの人気フュージョン・バンド,SIXUN のギタリストです。スパニッシュ・ギターもできるし,歪系の速弾きも上手。渡辺貞夫のバックも勤めちゃう器用な方です。それほど強い個性は感じませんが。

パコ・セリ
ルイ・ウインスバーグやジャン・ピエール・コモらと共に SIXUNのメンバーです。アフリカ系フランス人なのでしょうか。顔だけみるととても凄腕ドラマーには見えません。「ワタシ トムソンガゼル カリ ジョーズネ。」なんて言いそうなネイティブ・アフリカンぽいです。でもこの人,弦楽器から鍵盤まで何でもできるインテリなんですよ。凄いですね。ザビヌル爺の目に留まり,シンジケートのメンバーになって一気にブレーク。長いアーチから繰り出される目にも留まらぬ速さのシンバル連打やタム回しは前代WRドラマー,オマー様を遥かに超えてます。ザビヌル・シンジケートの『 World Tour 』は必聴です。

バティスタとスカナピエコは今更紹介するほどでもないので省略します。本作ではあまり目立った役割は演じていませんので,彼ら目当てで買うのは止めた方がよいです。



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2007/02/16 | Comment (2) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment


ボルトロ < ボッソ

>最近、ボッソにばかり注目しちゃってましたが、やっぱ、ボルトルも巧いですよね

昨日はボルトロの「 40度 」を久しぶりに車の中で聴いていたのですが,上手いことは認めるし,これと言った欠点がない。でもなにか物足りないんですよね。歌心? スピード?なんなんだろ?

今日,先程Upしたボッソ参加の「thinking blue 」やラッセル・ガンの「Play miles」なんか聴いていてやっぱりボルトロは今ひとつかな,と思っちゃうんですよね。好みもあるけど,トランペットは瞬発力,スピードが必要かな,って。
バラードではジンとくる歌心も必要だし。
ボルトロにはそれが欠けているように思うんですよね。

比べちゃ可愛そうだけど,やっぱりイタリアでは評価低いんですよ。なんとかフランスでは人気保っているけど。

「road runner」も三ッ星作品ですよね,やっぱり。

criss to suzuck |  2007/02/18 (日) 02:11 [ 編集 ] No.2555


ボルトルが

タイムリーにでたので、トラバしちゃいました。

最近、ボッソにばかり注目しちゃってましたが、やっぱ、ボルトルも巧いですよね。
このアルバムは、自分の中では未消化中の未消化、、
いつも、話題になるだびに「聴きなおすぞぉ」っておもうけど、結局新しいアルバムに手がでます。

そう、ライブ盤のバティスタやっぱ、キャリアっていうか、貫禄見せつけてる。音に色艶があって、いいわ。
ちょっと、長くて一気に聴く時間がなかなかとれないのですけど。。

すずっく |  2007/02/17 (土) 12:40 [ 編集 ] No.2556

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