雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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Alberto Bonacasa 『 Thinking Blue 』

   ↑  2007/02/17 (土)  カテゴリー: 未分類

Alberto Bonacasa (p)
Fabrizio Bosso (tp)
Marco Ricci (b)
Stefano Bagnoli (ds)
Guest: Dilene Ferraz (vo)
2001 ULTRA SOUND

久しぶりのFabrizio Bosso (ファブリツィオ・ボッソ)参加作品を入手しました。今回はイタリア人ピアニスト,Alberto Bonacasa (アルベルト・ボナキャーサ)の作品に参加。ワン・ホーン・カルテットで電光石火のごとき熱いソロが炸裂する素晴らしい作品に仕上がっています。

考えてみれば,今までボッソ参加のワン・ホーン作品で目の覚めるような出来の良い作品はなかったように思います。僕の手許にあるボッソ・ワン・ホーン・カルテット作品と言うと,

1) Renato Sellani Trio Plus Fabrizio Bosso 『 Ciao Kramer 』 ( 2002 philology )
2) Fabrizio Bosso encontra Riccardo Arrighini Trio 『 Angela 』 ( 2005 philology )
3) Mare Mosso 『 Mare Mosso 』 ( 2005 wide sound )
4) Paolo Di Sabatino 『 Introducing Paolo Di Sabatino 』( 1999 Hallway )

の4枚ですが,どれも今ひとつ愛聴盤になれない作品ばかりです。僕個人の好みもあるのですが,どうしてもボッソはスカナピエコやジュリアーニなどとの2管編成で栄えるタイプのように感じちゃうんですね。それとやっぱり相棒は上記の2人にように若いピチピチがいい。Philology にはGianni Basso (ジャンニ・バッソ)との競演盤もありますが,どうもバッソ爺さんに遠慮してか,思い切りのいい豪快な音が出てこないんですよね。

ボッソは現在の欧州では間違いなくトップの座に君臨する吹き手ですから,彼の参加作品はどれも素晴らしいのです。でもそんなボッソも沢山聴いてくると,出来の良さの中にも「 松竹梅 」とあることに気づくわけです。「 松 」が HIGH FIVE の『 Jazz For More 』,『 Jazz Desire 』であり,「 梅 」が上記のRenato Sellani Trio Plus Fabrizio Bosso やMare Mosso だとすると,本作『 Thinking Blue 』はさしずめ「 竹 」と言ったところでしょうか。十分買う価値のあるCDだと思いますよ。

話は全然関係ありませんが,お店で「 松竹梅 」の3グレードあったとすると,日本人は大体が竹を選ぶそうです。松は贅沢すぎるし身分不相応。かといって梅は貧相で寂しい。まあ竹あたり行っとくか。という日本人特有の中流意識が竹を選択させるようです。商売人はその心理を読み取り,竹が最も利益が出るように商品を仕込むわけですね。と分かっていても,僕も結局「 松 」をオーダーしちゃうんですけどね。

さて,リーダーのアルベルト・ボナキャーサ(正確な発音はわかりません)は,どんな人かイタリアのジャズ情報サイト「 jazzitalia 」で検索してみると,イタリアのヴィジェーヴァノ生まれの現在35歳。7歳の時からクラシック・ピアノを学び,ご多分に漏れず1996年に奨学金でバークリー音楽院に留学しているようです。ここ最近の10年間は,Gabriel Comeglio が指揮を務めるビック・バンド「 The Jazz Company 」に籍を置き,ボブ・ミュンツァー,スライド・ハンプトン,ランディー・ブレッカー,ジェリー・バーゴンジー,フランコ・アンブロゼッティ,チャーリー・マリアーノらと競演したようです。現在までサイドメンとして6~7枚のレコーディング歴があるようですが,リーダー作は今回の『 Thinking Blue 』だけのようです。

肝心の内容ですが,ボッソの超音速炸裂ソロに身震いするハード・バップもあれば,斬新なアレンジで優雅に歌う《 Stella by Starlight 》もあり,更にはブラジリアン・テイストの女性ヴォーカル入りの楽曲も挟み込んで,最後まで飽きない楽しく熱い作品に仕上がっています。ボナキャーサの技術も相当なもので,作曲能力やアレンジ能力はもちろん,瞬発力のある鋭角的なフレージングもかっこいいし,バラードでの知的で流麗なフレージングも素敵で,これからおそらく脚光を浴びることになるであろう逸材だと思います。これは文句なしにイイ。ボッソ・ファン垂涎の一枚です。
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2007/02/17 | Comment (0) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

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