雨の日にはジャズを聴きながら90年代以降のジャズを気ままに綴っています。 旧ブログ 『 雨の日には JAZZ を聴きながら 』 からのデータ移行は終了しました。ジャズ以外にも、時々デジタル関連の物欲記事、最近ハマっているカメラの話題も少しアップしています。 

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Francesco Nastro 『 Trio dialogues 』

   ↑  2007/02/20 (火)  カテゴリー: 未分類


前回はファブリツィオ・ボッソ参加のAlberto Bonacasa (アルベルト・ボナキャーサ)の新作のお話でした。とっても充実した内容で,あらためてボッソのずば抜けた技術の高さを再認識するとともに,彼をバック・アップする新人ピアニスト,ボナキャーサの今後に期待感が膨らむ秀作だったと思います。

ところで,ファブリツィオ・ボッソ周辺には他にもとっても魅力的な若手ピアニスト達が沢山いますね。たとえば,Luigi Martinale(ルイジ・マルティネーレ),Paolo Di Sabatino (パオロ・ディ・サバティーノ),Pietro Lussu (ピエトロ・ルッソ),Gianni Cappiello (ジャンイ・カピエロ),それからFrancesco Nastro (フランチェスコ・ナストロ)なんていう人もいますね。ナストロはPietro Condorelli (ピエトロ・コンドレッリ)の
『 Quasimodo 』( 2001 RED ),『 Easy 』( 2005 RED )やSalvatore Tranchini (サルヴァトーレ・トランキーニ Faces 』(2004 RED)(前項あり)などでの爆走型モード系ソロにぶっ飛んで,すっかりファンになってしまったのですが元々は91年から93年頃,Bruno Tommaso (ブルーノ・トマソ)の「ユートピア」に参加していたようで,マニアの間では話題になっていたようです。1967年にナポリで生まれ,多分に漏れず始めはクラシック・ピアノを勉強し,学位もクラシックの作曲法で取得しています。調べた限りでは現在までに3枚のリーダー作を制作しているようです。

1997  『 A Tempi Alterni Quintet 』( Nadir Jazz )
1998 『 Trio dialogues 』( Jazz club Bill Evans )
2001  『 Heavy Feeling 』( yvp music )

僕は昨年『 Trio dialogues 』と『 Heavy Feeling 』は手に入れたのですが,デビュー盤は未だに目にしたことすらありません。でも,本当はデビュー盤が一番欲しいのですけどね。なにしろ,コンドレッリやスカナピエコが参加しているクインテットですから。といことで,仕方なく今日は98年の『 Trio dialogues 』を聴いております。ゲイリー・ピーコック,ピーター・アースキンとのトリオですが,最初聴いた時は我が耳を疑いました。てっきりモード系のハイ・テンションな音が飛び出してくるかと想像していたのですが,全く想像とは対極にあるジャズなんです。ピエラヌンツィを更に耽美,甘美にしたような叙情派路線なわけです。時々,強力な打鍵でモード・フレーズを披露する場面もありますが,基本的に優雅で気品あるピエラヌンツィ直系といってよいかと思います。もちろん我が愛しきピエラヌンツィ様に比べたら小粒ですがね。ということでやや期待はずれではあったのですが,先入観なしに聴くとまあ良くできた作品です。

      
2001年の『 Heavy Feeling 』の方はどうよ,と言われると,これが『 Trio dialogues 』に輪をかけて甘美で,もうジャズとは呼べない領域に行ってしまったような,なんとも評価しにくい
作品です。叙情派でもないし,かといってクラシックでもない。瞬間的にキース・エマーソンやリック・ウィクマンを思い浮かべましたが,そんなプログレっぽいラインが随所に聴かれます。

兎に角,この人はヴァーサタイルな才能をお持ちなようで,彼の正体が全く見えてきません。上手いのは確かですが。

昔は良かった。安心して聴けたものです。セロニアス・モンクは何処を切ってもモンクのあの音楽が聴けたし,ウイントン・ケリーは誰と競演してもケリー節は不変だったのに,最近のミュージシャンはあまりにも器用すぎて個性が逆にマスクされてしまうような人が多いように感じます。

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2007/02/20 | Comment (4) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment


いつもいつもすみません

先程,レス入れときました。
メールはちゃんと見ていましたが,即決できるような
内容でなかったので,ちょっと考えいていまして,
遅くなりました。

criss to Kei Hanamura |  2007/02/21 (水) 13:34 [ 編集 ] No.2557


欧州ジャズ

こんにちは,myabijuneさん。

おそらくあまりなじみのないジャズメンが登場してくな~と,
感じられるのは,ボクのブログが欧州ジャズに偏っている
からかもしれませんね。

昔は,ジャズと言えばアメリカでしたが,最近はアメリカに負けず劣らず欧州のジャズが活況を呈しています。
むしろ,イタリアなどは今,世界で最も楽しいジャズが聴ける国になってきましたし。

ここ近年は,ジャズの世界が急速に膨張を始め,音楽的にも,地理的にも,一人のジャズファンが全てを網羅することが不可能な程,多種多様な記録媒体が氾濫しています。

そんな混沌とした広大なジャズ原野を一人で旅をするのは困難なので,このようにブログと通じで知り合った仲間達と情報を交換し合いながら,楽しんでいるんです。

と,長々と書き綴ってしまいまいましたが,これからもよろしくお願い致します。なにか,不明な点がありましたら,遠慮せずご質問ください。

では,また。

criss to myabijune |  2007/02/21 (水) 13:32 [ 編集 ] No.2558


メールはまた・・・

クリスさま、昨日メールを差し上げておりますが・・
また、迷惑メールに紛れ込んだのかしら?
再送いたしますので、よろしく!

花村 圭 |  2007/02/21 (水) 05:59 [ 編集 ] No.2559


聞きたい!!

 こんばんは、いつもいつも、はっ!と驚くような一枚を紹介していただきまして・・これはもう、ゲーリーピーコックとピーターアースキンというメンツだけで聞いてみたいと思います。 (o^-')b

 まことに恥ずかしいですが色々なミュージシャンの名前知らない人が殆どです・・・一時はライブハウスで演奏していたこともあるというのに(・_*)\ペチ

 自分の楽器がドラムなのでやはり興味のあるミュージシャンや面白い組み合わせかなと思う曲しか聴きませんでした。

 ジャズ喫茶が出来るくらいたくさんのコレクションがあるのでは・・・

 カボスで落としてみます。

 毎日楽しみにしています(*'-^)-☆

 

myabijune |  2007/02/21 (水) 00:36 [ 編集 ] No.2560

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